
バーテープのおすすめ9選 | ロードバイクのお手軽カスタムに!
バーテープは乗っている自分だけでなく、周りから見ても目を引くアイテムです。
取り替えることでパフォーマンスの改善だけでなく気分転換やモチベーションのアップにも繋がります。
この記事では、バーテープを交換する効果から選び方、おすすめのバーテープまでプロの目線から紹介しています。
監修

石澤貴志:ワイズロードオンライン 新橋店スタッフ
ワイズロードの中でもマニアックなパーツが集まるアサゾー店副店長や入間店、新宿カスタム店など各店で技術経験を積み、現在はオンライン担当に。研究者気質で、マニアックな部品等の知識が豊富です。特にスピードプレイのペダルやセラミックベアリングをこよなく偏愛しております!整備・パーツといった細かなこともお任せください。
目次
バーテープはロードバイクの顔!適度な交換を
バーテープは滑り止めやコントロールのパフォーマンス向上などのためにハンドルに巻くアイテムです。
乗車中でも自転車から降りても目につきやすい位置にあるので、好みの見た目のバーテープをぜひ探してみてください。
バーテープの交換は走りの改善にも貢献
自転車とライダーの数少ない接点であり、消耗品でもあります。
用途や要望にぴったり合うグリップ力やクッション性を備えたバーテープに変えることで、乗車中の快適性や車体のコントロール性を上げることが期待できます。
また実用性だけでなく、ドレスアップパーツとしての役割もあります。
比較的安く手軽に変えられてカラーやパターンが豊富なことから、ドレスアップするカスタムパーツとしても人気があります。
バーテープの交換のタイミングは?
ずばり、今のバーテープに飽きてきた時が替え時です。
バーテープは自転車に乗っているときに毎日見る部分なので、自転車の印象に大きく影響します。
しかし毎日少しずつ消耗していくため、汚れの蓄積や色褪せ、肉痩せにはなかなか気がつきません。
見た目の印象がくたびれてきたなと感じた時はもちろん、1年に1回は交換することをお勧めします。
バーテープ選びのポイント|素材・厚み・視認性
バーテープ選びで最も大切なことは、気に入ったカラーやデザインであることです。
前述のとおり自分からも周りからも良く見えるところに巻くので、好みの見た目であることがモチベーションアップにも繋がります。
もちろんバーテープによって触り心地やクッション性、グリップ力や耐久性などに違いがあります。
詳細は商品の紹介文を確認したり実際に触って確かめたりすることをおすすめしますが、選ぶ手助けになるポイントを3つ紹介します。
バーテープ選びのポイント
- 素材と使われ方
- 厚み
- 視認性の高いデザイン
素材と使われ方
バーテープでは使用されている素材や、素材の組み合わせ方によって触感や厚み、耐久性、見た目に違いが表れます。
「EVA樹脂」「ポリウレタン」「DSP」「シリコーン」「コルク」などの素材が使用されることが多く、一般的にはそれぞれ次のような特徴があります。
素材 | EVA樹脂 | ポリウレタン | DSP | シリコーン | コルク |
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一般的な特徴 |
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スポーツ用品メーカー 「リザードスキン」の特許素材 |
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代表的な製品 |
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同じ素材を使っていても、使い方によって表れる特徴や性能はメーカーや製品によって異なるため、素材からバーテープの特性を知ることは難しいです。
使用されている素材の特性からアタリを付けつつ、実際に見て触って感触を確かめてみることをおすすめします。
好みの厚みを選ぶ
バーテープの厚みの違いは重さクッション性、握り心地にいくらか影響します。
よりこだわりを持って選びたい方は厚みにまで注目して選んでみてください。
3mm以上のバーテープの特徴
- クッション性が高い
- 振動による腕の負担を軽減
- ロングライドや長時間の走行におすすめ
2~3mm程度のバーテープの特徴
- 最も一般的な厚み
- 初心者や好みが決まっていない方におすすめ
2mm以下のバーテープの特徴
- 軽量モデルが多い
- グリップが太くなりにくい
- 軽さや速さを求める方、手が小さい方におすすめ
視認性の高いデザインやカラー
蛍光色などの目立つ色は、走行中のあなたを他の人に目立たせる効果があるため、より安全に走ることができます。
一方で明るい色や蛍光色は汚れが目立ちやすい弱点があるので、こまめに清掃できる素材を選んだり、汚れが目立つ前に短期間で巻き替えることを心がけてみてください。
バーテープの人気ブランドを紹介
SPACAZ

しっかりした握り心地とバランスの取れたグリップ力、さらに豊富なカラーバリエーションを誇る人気ブランドです。
LIZARDSKINS

グリップ力が高く発色も鮮やかな新素材を採用し、バーテープにハイエンドの流れを作った立役者です。
DEDA

リーズナブルなものからハイエンドのモデルまで数多くバーテープをラインナップしています。イタリアンブランドらしく、カラフルでおしゃれなバリエーションを豊富に用意しています。
【売れ筋】ワイズロードで人気のバーテープTOP3
【おしゃれ】デザインがかっこいいおすすめバーテープ3選
【豊富な選択肢】カラーや厚みのバリエーションが多いおすすめバーテープ3選
まとめ|バーテープはコスパのいいカスタムアイテム
ビジュアル、快適性、バイクコントロールなど、様々な恩恵がある割には決して高価ではないパーツがバーテープです。
複数の意味でバイクの印象を大きく変えることができ、慣れれば自分でも交換が可能です。
ぜひ着せ替え感覚で、バーテープを巻き替えてみましょう!
ワイズロードでは多様なメーカーのバーテープを種類豊富に取り揃えています。
バーテープ選びや交換に悩んだらぜひ一度ご相談にお越しください。
バーテープについてのQ&A
- バーテープを自分で巻くことはできる?
- 自分でもバーテープを巻くことは可能です。実際にご自身で作業をされている方もたくさんいらっしゃいますが、巻き始め、巻く際、手元変速レバー周辺の処理、巻き終わりなど、慣れていないと仕上がりや耐久性に問題が起きることがあります。一度は店舗で作業をご依頼いただいて手順をご覧いただいたり、動画で巻き方を予習することをおすすめします。
- バーテープを巻かないで乗っても大丈夫?
- バーテープには、ハンドルバー先端の開口部をエンドプラグと合わせて塞ぐことで、万が一落車時にハンドルバーが突き刺さっても失血を防ぐなどの安全面における重要な役割があります。安全のためにバーテープは必ず巻き、エンドプラグが脱落してしまったら装着しなおしましょう。
- クロスバイクにも巻くことはできる?効果はある?
- クロスバイクに使われているフラットバーにもバーテープを巻くことは可能です。ただしドロップバーよりもフラットバーの方がハンドル径が細いため、サイズの合うエンドプラグを用意する必要がある、ロードバイクと同じように巻くと細すぎたり厚く巻くと柔らかすぎるなどの問題もあります。様々な工夫が必要となるため、基本的にはフラットバー用のグリップをお使いいただくことをお勧めします。