
e-bikeのおすすめ13選|ロード、クロス、ミニベロまで!
e-bikeはロードバイクやクロスバイクなどスポーツバイクにアシスト機能が付き、平地ではスポーツバイクらしいスピード感が楽しめ、つらい坂は楽に登れる便利な自転車です。
この記事ではe-bikeが気になる方向けに電動アシスト自転車との違いやe-bikeの種類を専門店スタッフが紹介します。
さらにロード、クロス、ミニベロまで各種おすすめのe-bikeも厳選しましたので、e-bikeを知りたい方や安心して乗れるe-bikeをお探しの方は参考にしてみてください。
目次
e-bikeとは電動アシスト機能がついたスポーツバイク
e-bikeの魅力は第一に性能の高いフレーム素材やパーツが採用されているので軽い力でしっかりとスピードが出せることです。さらに登りなどのつらい場面ではアシストが機能するため、どんな道でも体力を気にせず楽しみながら走ることができます。
街乗りからツーリングまで、自転車での楽しみ方が広がる!
体力が不安な方でも速く長く走りやすいので、街乗りだけでなくサイクリングや長距離ツーリングなど自転車での楽しみ方がぐっと広がります。また体力差のある仲間や家族と走りたい場合にもおすすめです。
- 【専門店が厳選】e-bikeのおすすめ13選
e-bikeと電動アシスト自転車の違い

どちらもアシスト機能がついた自転車ですが電動アシスト自転車はシティサイクル(ママチャリ)タイプで、e-bikeはスポーツバイクタイプのことです。用途や機能など違う点を解説します。
e-bikeと電動アシスト自転車の違い
- 用途が異なる別ジャンルの自転車
- e-bikeは大容量バッテリー搭載で長く走れる
- アシストの味付けに差あり
- e-bikeのほうがスピードは出やすい
違い1.用途が異なる別ジャンルの自転車
電動アシスト自転車は荷物を載せてゆっくり走るような街乗りに向き、e-bikeはサイクリングやロングライドなどより長く速く走ることができます。
街乗りから休日の遊びまで、自転車で走ることを楽しみたいならe-bikeがぴったりです。
違い2.e-bikeは大容量バッテリー搭載で長く走れる
e-bikeはロングライドなど本格利用を想定しているため、大容量のバッテリーを搭載していることが多いです。
1回の充電で走れる距離で見ると電動アシスト自転車は50~100kmですが、e-bikeでは100~200kmを超えるモデルもあります。調教理想工はもちろん、ちょっとした街乗り用として使う場合でも充電の手間が少なく便利です。
違い3.アシストの味付けに差あり
アシスト出来る最大速度とアシスト力の最大値は法律による制限があるため同じですが、アシストの味付けに違いがあります。
電動アシスト自転車は漕ぎ出しなど低速域でのアシストが強いのに対し、e-bikeは控えめで速度が落ちやすい上り坂やスピードが乗るまでのなめらかなアシストが特徴です。
違い4.e-bikeのほうがスピードは出やすい
スポーツバイクの仕様を持つe-bikeは電動アシスト自転車に比べてフレームやパーツなどの性能が高く、アシストされない場面でもスピードが出やすいです。シティサイクルよりも疲れにくく長距離も快適に走行できます。
- 【専門店が厳選】e-bikeのおすすめ13選
e-bikeの種類は5つ
e-bikeには大きく5つのジャンルがあり、それぞれ得意な分野が異なります。走る道や用途にあわせたものを選ぶとよいでしょう。
e-bikeの種類5つ
- 電動クロスバイク
- 電動ロードバイク
- 電動マウンテンバイク
- 電動ミニベロ
- 電動折りたたみ自転車
種類1.電動クロスバイクの特徴
クロスバイクは舗装路かつ比較的近距離の走行に向いています。スポーツバイクの中では珍しくカゴや泥除けなど普段使い用のアイテムを装備したモデルが多いのも魅力です。扱いやすいまっすぐのハンドルと便利な装備で、街乗りや軽めのサイクリングに適しています。スポーツバイク初心者の方にもぴったりです。
種類2.電動ロードバイクの特徴
電動ロードバイクは舗装路でのスピード走行に特化しています。ドロップハンドルと細めのタイヤを採用したスポーツバイクらしい見た目が人気です。舗装路をメインとした長距離ツーリングやスポーツライドを楽しみたい方に向いています。
舗装路だけでなく砂利道などの未舗装路も走れる電動グラベルロードバイクもあります。
種類3.電動マウンテンバイクの特徴
山道や岩肌などのオフロード走行に特化しているのが電動マウンテンバイクです。衝撃を吸収するサスペンションがついていて乗り心地が良く、大きな段差も難なく乗り越えます。スポーツバイクの中でも頑丈なフレームや太いタイヤなど「ごつさ」に惚れる人も多いです。オフロードを楽しみたい方のほか、自分のペースで乗り心地よく街乗りしたい場合にもマッチします。
種類4.電動ミニベロの特徴
小さなタイヤが特徴の自転車です。コンパクトで取り回しがしやすく、小柄な方も扱いやすいのが魅力といえます。小回りが利くので買い物やちょっとしたお出かけ用にうってつけです。e-bikeの中では比較的安価な10万円台のモデルもあり、価格を抑えてe-bikeを楽しみたい方にもおすすめできます。
種類5.電動折りたたみ自転車の特徴
ミニベロのような小さなタイヤを採用し、折りたたみができる自転車です。家の中にも収納できるほどコンパクトになるので、駐輪場がなくても使いやすいです。街乗り以外にも、車に載せて運んだ先でサイクリングする「輪行」もできます。ミニベロ同様コスパの良いモデルもあり、低予算でe-bikeを手に入れたい場合にも要チェックです。
- 【専門店が厳選】e-bikeのおすすめ13選
e-bikeを選ぶポイント4つ
e-bikeは乗り方や使い方にあわせて選ぶと納得できる一台を見つけやすいです。購入時に見ておきたいポイントを紹介します。
e-bikeを選ぶポイント4つ
- 航続距離をチェック
- バッテリーが取り外せるかをチェック
- 自分でパンク修理をするならドライブユニットの位置をチェック
- 信頼できるメーカーのものを選ぼう
ポイント1.航続距離が用途にあうかチェック
航続距離は一回の充電で走る距離で、用途にあわせて選びます。何段階かあるアシストのモードのうち、一番アシスト力が強いハイパワーモードを参考に、想定している距離を上回るものがおすすめです。想定より短いと走行中に切れたり頻繁に充電する必要があったりと手間が増えます。特に長距離を走る方や充電の手間を減らしたい場合はしっかり確認しておきましょう。
ポイント2.バッテリーが取り外せると便利
e-bikeにはバッテリーがフレームに内蔵されているタイプとバッテリーが取り外せるタイプがありますが、バッテリーが取り外せるタイプが扱いやすくておすすめです。車体は屋外に置いたまま室内で充電できて、長期保管時にはバッテリーのみを部屋に持ち込むこともできます。
フレームに内蔵されているタイプは車体に直接さして充電する必要がありますが、e-bikeとは思えないすっきりとした見た目が好みな人にぴったりです。
ポイント3.自分でパンク修理をするならドライブユニットの位置をチェック
自分でパンク修理を行う予定の方はドライブユニットがクランク(中心部)についているモデルがおすすめです。
ドライブユニットの取り付け位置はモデルによって異なり、中でも車輪についているモデルはホイールの脱着がしづらいため自分でタイヤ回りの作業をするのが大変です。ロングライドなど走行中に自分でメンテナンスを行う可能性がある場合はチェックしておきましょう。
ポイント4.信頼できるメーカーのものを選ぼう
e-bikeは信頼できるメーカーの物や、国家公安委員会が認める「型式認定」を取得しているモデルを選びましょう。
e-bikeのアシスト最大速度や力の上限値は道路交通法で定められていますが、格安のe-bikeや個人輸入やネット通販で販売されているモデルは上限値が守られず違法な場合があります。
安全性の心配だけでなく、検挙されたり事故などを起こした場合通常の保険が適応されない可能性があったり大変危険です。特に知名度の低いメーカーや通販で購入する場合には後悔しないためにも気にしておきましょう。
- 【専門店が厳選】e-bikeのおすすめ13選
おすすめのe-bikeメーカー
BESV(ベスビー)

台湾の電動自転車メーカーです。幅広いジャンルのラインナップと、e-bikeの中でも比較的低価格帯のものがあるのが魅力。街乗りに便利な電動ミニベロPSA1やPSF、スポーツライド向けでは電動ロードバイクJF1、電動クロスバイクJF1などがあります。
さらに、電動アシスト自転車に近い扱いやすさと安さが人気のカジュアルブランド「VOTANI(ヴォターニ)」も有し、初めての電動自転車としても人気です。
YAMAHA(ヤマハ)

いわずと知れた日本のメーカーです。e-bikeでは本格的なスポーツバイクが中心で、また電動マウンテンバイクYPJ-MTや電動グラベルロードWABASH RTなど悪路をガンガン走って楽しめるオフロード向けバイクを主に展開しています。
MIYATA(ミヤタ)

日本に本店を置く自転車メーカーです。電動クロスバイク、電動マウンテンバイク、電動グラベルロードバイクと広いジャンルのモデルを展開しています。
特に電動クロスバイク「CRUISE i 6180」は街乗りにも使えつつ、最大100kmの航続距離があるなどしっかりスポーツライドもできて人気です。
GIANT(ジャイアント)

台湾のスポーツバイクメーカーです。電動クロスバイクや電動マウンテンバイクなど、非電動で人気のシリーズを踏襲し、使いやすさはそのままにアシスト機能を追加した納得のe-bikeが揃っています。
GIANTオリジナルのドライブユニットを採用した最大航続距離200kmの電動クロスバイク「ESCAPE R E+」が人気です。
Cannondale(キャノンデール)

アメリカのスポーツバイクメーカーです。電動クロスバイクや電動グラベルロード、電動ミニベロを展開しています。
電動ミニベロながら太いタイヤに泥除けを搭載しちょっとワイルドな見た目が他にはない「CONPACT NEO」や、通勤にも最適なグラベルロードの「Topstone Neo 5」など街乗りの方も選びやすいラインナップが人気です。
TREK(トレック)

アメリカの大手スポーツバイクブランド。電動マウンテンバイク4シリーズ、電動クロスバイク2シリーズなどe-bikeだけで見てもラインナップ豊富で、さすが大手といったところです。
フレーム内蔵のバッテリーですっきりとしたシルエットが魅力の電動クロスバイク「FX +2」は泥除けやライトも標準装備していて街乗りにも使えて人気です。
おすすめの電動ロードバイク2選
おすすめの電動クロスバイク3選
おすすめの電動マウンテンバイク2選
おすすめの電動ミニベロ3選
おすすめの電動折りたたみ自転車3選
まとめ|アシストの力でラクにサイクリングを楽しもう!
e-bikeは本当に厳しいときにアシストで助けてくれて、それでいてスポーツバイクの楽しさは味わえる「いいとこ取り」が魅力です。
街乗りや初めてのスポーツバイクとしても使えますし、「スポーツバイクに乗ってたけど体力的にきつくなってきた・・・」「仲間に登りなどでおいていかれて厳しい・・・」などお感じの方にもおすすめです。
e-bikeのよくあるQ&A
- e-bikeに乗るときに免許はいりますか?
- e-bikeに免許は不要です。自転車に乗れる方であれば老若男女問わず利用できます。
- e-bikeのサイズ選びは?
- 複数サイズ展開されているe-bikeは身長や手足の長さにあわせて選びます。乗り方によってもサイズが変わる可能性があるため、気になる方は自転車店で相談してみましょう。