
自転車カバーのおすすめ5選|素材や形の選び方も解説
自転車カバーはサイズだけでなく素材や形状も豊富です。
例えば長期間保管には耐久性の高いナイロン、毎日カバーをかける場合は軽くて扱いやすいポリエステルなど用途にあった選び方が重要になります。
この記事では選び方と子供乗せ自転車やママチャリ(電動自転車)、ロードバイクなどそれぞれの自転車向けの注意点などをまとめました。
おすすめの商品も厳選しましたのでぜひご参考ください。
目次
自転車カバーは自転車を長持ちさせたいなら必須アイテム
自転車カバーは風や雨、衝撃などから愛車を守ってくれます。
自転車カバーを使わず屋外に放置しておくと見た目だけでなく乗り心地が悪くなったり修理が必要になったりとコスパも悪いです。大切な自転車を長く乗るためにも自転車カバーを利用していきましょう。
カバーなしで屋外保管すると…
- 水にぬれた状態で放置されてサビができ動きが悪くなる
- 紫外線でタイヤやグリップなどのゴム製品がボロボロに
- フレーム表面の塗装や金属部品が色落ちしてしまう
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自転車カバーの選び方
自転車カバーは種類も多く、素材やタイプもさまざまで見分けがつきづらいです。
気にせずに購入すると着脱が面倒だったりサイズがあわなかったりと後悔する場合があります。
自分の自転車や使用シーンにあった自転車カバーを見つける選び方をご紹介します。
自転車カバーの選び方
- カバータイプ
- 使用シーンにあわせた素材
- 欲しい機能
- サイズチェック&注意点
選び方①カバータイプ
まずはカバータイプを次の3種類から選びます。
フルカバー【基本のおすすめ】

フルカバー型はその名の通り、車体全体を広く覆うタイプの自転車カバーです。車体全体を風雨や紫外線から防護できます。
屋外保管の場合、基本的にこちらがおすすめです。長期保管などにも向いています。
ハーフカバー【めんどくさくない】

自転車の上側だけをカバーするタイプです。サドルやハンドルなど、乗るときに体が触れるところの濡れや浸水を防ぐために使用します。
防護性能は最小限ですが着脱が簡単にできるため、ちょっとした雨などをしのぐときや毎日カバーをかけるなど着脱の手間を減らしたい方におすすめです。
防護用カバー【屋内・持ち運びに】
表面を防護する目的で装着するカバーです。屋内での保管や電車・車などで持ち運ぶときに使われます。
フルカバーやハーフカバーに比べて風雨から守る機能は劣りますが、揺れる車内で自転車にキズが付くことを防ぐように物理的な防護能力に特化しています。
屋内保管の場合はこちらがおすすめです。
選び方②使用シーンにあわせた素材
カバータイプが決まったら素材を選びます。自転車カバーの素材は様々ありますが、よく使われるナイロン、ポリエステル、PEVA、PVCの4つをご紹介します。
ナイロン【基本のおすすめ】
雨風以外にも寒さなどに対しても優れた耐性があります。素材自体に柔軟性があり伸びも良く、車体を覆った時にぴったりフィットします。
他の素材に比べて価格は高めですが強度も高く、屋外保管なら基本的にはナイロンがおすすめ。
ポイント
長期間の屋外保管などさらに強度が高いものをお求めの場合は、より頑丈なナイロンオックス(ナイロンのオックスフォード生地)を選びましょう。
ポリエステル【軽くて着脱しやすい】
ポリエステルは扱いやすく縮みにくい素材です。素材自体の吸水性が少ないため雨が降った後でも重くなりにくく、撥水加工が長持ちします。
長期間の屋外保管のほか、軽くて着脱しやすいので毎日カバーを着脱するなど頻度が多い方にはポリエステルがおすすめです。
PEVA【お手頃価格で最初の1枚に】
軽くて柔らかいので扱いやすいです。寒さに強く、年中変化なく使えます。長期間の使用やひっかけるなどの衝撃などに対してはほかの素材に比べて耐久性が低いですが通常の使用には問題ありません。
比較的安いものが多いので手頃な値段で手に入れたい方やとりあえず自転車カバーの使い心地を試したい方におすすめです。
PVC【日光に強い】
「塩化ビニール」と呼ばれます。水を吸いにくく耐摩耗性や耐久性に優れています。ポリエステルやPEVAと比べると少し重たいですが、防水性に優れ紫外線には強いです。ただ気温変化に弱いこともあり、低温の場所では縮んで固くなりやすい傾向があります。
ポリエステル・PEVAと比べるとバタバタと扱っても破れにくいので、ササッとかけたい方におすすめです。
選び方③欲しい加工・機能
続いて機能を選んでいきましょう。置く場所や用途に応じて組み合わせます。
UV加工
屋外保管で大きな問題になるのが紫外線です。自転車の塗装や金属部分、さらにタイヤ表面など素材の劣化を早めてしまいます。カバーをかけるだけでも一定の効果はありますが、UVカット加工がされている商品をお選びいただくとより安心です。
日光がよくあたる場所での保管や、劣化をしっかり防ぎたい方におすすめします。
防水・撥水加工
防水加工は水の侵入を防ぐ加工で、屋外用の自転車カバーには必須です。
撥水加工とはシート表面の水をはじく加工です。ちょっとした雨が防げるうえに、カバーに水がたまりにくいため雨のあとの着脱が楽になります。
風で飛ばない「風対策」機能(留め具など)
風対策として下側に穴が開いていて結べるなど風によるバタつきを抑えてくれる機能があります。下側が閉まらないと台風など強い風雨でカバーがめくれあがってしまい、結果自転車が雨にさらされてしまうことも。広い屋外で保管するときなどにあると便利です。
選び方④サイズチェック
ほしいカバーを絞ったら、購入前にカバーと自転車の寸法(サイズ)をチェックしましょう。
カバーによって、縦・横・高さの長さやタイヤサイズなど明記されている適応寸法が異なりますので、お持ちの自転車に合うか確認してください。

フルカバー型の場合は大きすぎても小さすぎても着脱しづらくなります。自転車より少し大きめを選んでおくとすっぽり収まるので使いやすいです。
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自転車カバーを買う時の注意点
子供乗せ自転車やスポーツバイク、子供用自転車などそれぞれ注意するポイントがあります。ひとつずつ解説します。
子供乗せ自転車
サイズが書いていないカバーの場合は、適応する子乗せ自転車が記載されていますのでそちらを参考にしてください。
ママチャリなどとは形状が異なるので、「子乗せ自転車対応」と記載されているカバーを選ぶと安心です。特に後ろ乗せはチャイルドシートが上にでっぱるので対応されているかをしっかりチェックしましょう。
電動自転車(ママチャリ)
車体はもちろんのこと、かごや後ろキャリアの大きさもさまざまです。お持ちの自転車に取り付けているアイテムも覆うことができるかもあわせて確認しましょう。
ロードバイク、クロスバイク(スポーツバイク)
サイズのほかに、ロードバイクやマウンテンバイクなどそれぞれ専用・兼用のカバーがあります。愛車に対応しているかを確認してください。

スポーツバイクはパーツが繊細かつ高額なため屋内保管を推奨しています。やむを得ず屋外保管される場合は、フルカバー型の防水・撥水・UV加工などしっかり守れるタイプがおすすめです。
子供用自転車
子供用自転車に対応しているものを選びましょう。タイヤサイズが記載されていることが多いので、お持ちの自転車とあうかご確認ください。
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おすすめの自転車カバー5選
Y'sRoadで取り扱っている中でおすすめの自転車カバーを5つご紹介します。
まとめ|自転車カバーは劣化や故障を防ぐ必要アイテム
自転車カバーはあなたの自転車を雨風や紫外線から守り、劣化や故障を防ぎます。自転車を長持ちさせたい方は、ぜひお使いください。
自転車カバーのよくあるQ&A
- 自転車カバーは毎日かけたほうがいい?
-
自転車は風雨や日光にさらされると劣化していきますので、長持ちさせたい場合は毎日でもかけておくと安心です。重量が軽いものやハーフカバータイプを選んでおくと着脱が楽になります。湿気や熱などがこもりやすいので雨や紫外線のピークが過ぎた後は一度カバーを外していただくとさらに良いです。
- 自転車カバーをかけないとどうなる?
-
自転車は水にぬれた状態で放置するとサビつきます。また紫外線はタイヤやグリップなどのゴム製品や、フレーム表面の塗装や金属部品の表面処理の劣化・退色の原因です。ちょっとしたサビでも走行性能に影響することもありますので、特に長期間保管する場合はカバーをかけることをおすすめします。
- 自転車カバーを外したときはどうやってしまう?
-
自転車カバーを外した後、そのまましまってしまうと水分やほこりなどが残り、再度使うときに手間がかかります。ほこりなどを払ったうえ、風通しの良い場所で保管しましょう。
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防水加工はカバー内の水分が蒸発しにくく、湿気がこもりやすいです。土の上で保管する場合など、カバーに湿気が溜まりがちな環境で使う方は雨が止んだ時に少しカバーを外して乾かしておくのがおすすめです。