
【低価格】ロードバイク7選 | 安くておすすめできる車種の特徴は?
ロードバイクに限らず、スポーツバイクは値段の違いはスペックの違いに大きく影響します。
使用用途や使用頻度、どのような走り心地を求めるかによっては安い価格帯でも満足のいくロードバイクを手に入れることができます。
この記事では、安くて満足のいく価格帯のロードバイクや、注目してほしい特徴について紹介しています。
目次
ロードバイクとは長距離走行向けのスポーツ自転車
ロードバイクは舗装路を快適に長距離を走ることに特化した自転車です。
実用性より速く走ることが重視されており、軽いサイクリングからロングライド、本格的なレースまで幅広い用途で活躍します。
ロードバイクの特徴
- 下向きに曲がったドロップハンドル
- 細めの20㎜~35㎜の細目のタイヤ
- 乗車姿勢…前傾姿勢
- 舗装路を走る
- 速く走ることや長距離ライドが得意
ロードバイクの速度と乗り心地
ロードバイクの平均的な速さは平均20~30km/hほどです。もちろん乗り慣れればそれ以上のスピードを出すことも可能です。
前傾姿勢になり、ペダルを下に踏み込みというより後ろに蹴りだすようにして漕ぐことで、足への負担を減らしてより長くより速く走れます。
安いロードバイクは10万円前後から!相場も紹介
ロードバイクらしい軽快な走り心地を感じられる低価格帯モデルは、人気メーカーのエントリーモデルにあたるもので10万円前後です。
大手のECサイトなどでは5万円程度の「ロードバイク」と称した自転車も販売されていますが、軽快さや乗り味などは劣ります。
せっかくロードバイクを購入するなら、良さを感じられる商品を選ぶことをおすすめします。
- 10万円前後のロードバイクの特徴
ロードバイクの最初の1台におすすめな価格帯です。
コンポーネントにはSHIMANO(シマノ)の安価帯のCLARIS(クラリス)やリムブレーキを採用するなど、グレードを必要十分にしてコストが抑えられています。
それでも重量は9.5kgと比較的軽量なので、ちょっとしたサイクリングなどの日常使いからロングライドまでしっかり楽しめる価格帯です。
- 10万円後半~30万円のロードバイクの特徴
ディスクブレーキを搭載しており、より軽量で今のトレンドをおさえたロードバイクが購入できる価格帯です。
レースやトライアスロンなど大会などに使うことも想定するなら、エントリーモデルの価格帯でもレース向きなモデルを購入できるこの価格帯を検討してみてください。
- 30万円以上のロードバイクの特徴
軽量で適度に剛性があるカーボンフレームも視野に入る価格帯で、本格的なレース向けのスペックを持ったロードバイクが購入できます。
ロードバイクの価格が高い理由は構成パーツの品質にあり
ロードバイクは一般的なクロスバイクや一般的な自転車と比べて高額です。
より速く走るには軽量であることが大切で、さらに漕いだ力をロスなくスピードに変換できるような適度な剛性も必要になります。
そのような構成パーツの研究や生産にコストがかかるため、価格が高くなりやすいのです。
またクロスバイクやママチャリと比べてロードバイクはサイズ展開が多いため、フレームの生産コストがかかってしまうという理由もあります。
ロードバイクの値段が高い理由
- フレームやパーツの軽量化が重視されている
- 適度な剛性のフレームの開発・生産が行われている
- フレームのサイズ展開が多い
激安ロードバイクの注意点
10万円以下の極端に安いロードバイクは、ロードバイクらしい走行感が得られない場合があるためおすすめできません。
ドロップハンドルを採用して見た目だけロードバイクに似せたものや、フレームの溶接や塗装が雑なものが雑多に販売されています。
また安全性に問題がある場合もあります。
いずれも見た目からは判別が難しいため、安全にロードバイクの走り心地を味わうには、安くても10万円前後をみておくとよいでしょう。
費用を抑えるならクロスバイクもおすすめ
クロスバイクとの大きな違いは価格に表れています。
ロードバイクは10万円以上が相場の価格帯に対して、クロスバイクは6万円~10万円ほどで購入できます。
クロスバイクはカゴや泥除けが取り付けられるため通勤や街乗りに便利です。
フィットネス目的での利用もできるため、予算や使い方に合わせて検討してみてください。
10万円以下のロードバイクとクロスバイクどちらがおすすめ?
ロードバイクとクロスバイクの違いは、ハンドル形状の違いによる乗車姿勢の違いにあります。
ロードバイクの方が前傾姿勢が強いため、体幹や腕の筋肉が必要になり姿勢を維持するのが大変ですが、一方で力をかけやすくスピードを出しやすくなります。
クロスバイクは前傾姿勢が緩やかで上半身が起き上がるので姿勢としては楽です。
それらの特徴から、ある程度スピードを出してスポーツとして自転車を楽しみたいならロードバイク、ゆっくりのんびりサイクリングしたり普段使いするにはクロスバイクをオススメします。
安くて後悔しない!ロードバイク選びのポイント
ロードバイクの品質やスペックは値段に比例するところもあります。
できるだけ安く、でもしっかり走る間違いないロードバイクを選ぶには、次の4点に注目しましょう。
後悔しない安いロードバイクの特徴
- 値段 10万円以上
- 車体重量 10kg以下
- 変速段数 フロント2段、リア8段以上
- コンポーネント SHIMANO(シマノ)のCLARIS(クラリス)を採用
ブレーキや変速機などのコンポーネントがSHIMANO(シマノ)製であれば、ある一定の水準以上の品質にあるため信頼がおけます。
SHIMANO(シマノ)以外の大手パーツメーカーもあるので一概には言えませんが、品質の高さと安さ、補修品の入手のしやすさからスポーツバイク初心者は特にSHIMANO(シマノ)製パーツ採用モデルがオススメです。
ロードバイクと一緒に揃えたいアイテムと費用を紹介
入門用ロードバイクの中にはペダルが付属するモデルもありますが、ほとんどの場合ロードバイクはペダルがない状態で販売されています。
走るためにはペダルは必要がですし、その他にも公道を走る上で必要なアイテムがあります。
目安として車体+2~3万円程度の予算をみておくといいでしょう。
ロードバイクを購入する際は、次のアイテムも忘れずに揃えましょう。
ロードバイクと併せて揃えたいマストアイテム
- ペダル(2,000円~5,000円程度)
- ライト(3,000円~10,000円程度)
- ベル(1,000円前後)
- ヘルメット(1万円~3万円程度)
- 鍵(2,000円~5,000円程度)
- 空気入れ(3,000円~6,000円程度)
- 自転車スタンド(2,000円程度)
サイクリングを安全で楽しくするアイテム
なくてももちろんロードバイクを楽しめますが、あるともっと安全に楽しめるアイテムを紹介します。
商品のグレードや機能性による価格の幅が大きいですが、+3万円程度をみておくとよいでしょう。
- 飲料用ボトル(サイクルボトルなど)
- ボトルケージ
- パンク修理道具
- 携帯ポンプ
- ツールケースまたはサドルバッグ
- サイクルコンピューター
パフォーマンスを改善するウェア
身体を動かす上で快適性や身体パフォーマンスの効率を良くするのにおすすめのアイテムです。
ウェアは身体にフィットした伸縮素材なので動きを妨げず、空気抵抗を抑えます。
サングラスは日の光からだけでなく飛来物からも目を守るためには欠かせないアイテムです。
合わせて+2万円程度かかる見込みです。
- サイクルウェア
- サイクルパンツ
- サイクルグローブ
- スポーツサングラス
パフォーマンスを改善するシューズとペダル
自転車を効率よく走らせるには、漕ぐ力を推進力にロスを少なく変えられるかが大切です。
一般的な方法として、シューズとペダルを固定するビンディングタイプが選ばれています。
足がペダルに固定されるので着脱の練習が必要だったり慣れないと転倒の危険もあり、必ずしも最初から必要というものではありません。
ロードバイクに十分慣れた後、もっとパフォーマンスを上げたい場合は予算+2万円をみてぜひ検討してみてください。
- ビンディングシューズ
- ビンディングペダル
加入義務化地域が広がっている自転車保険
東京都をはじめ、多くの自治体で自転車保険の加入を義務づけています。
自転車事故も車などの通常の交通事故と同じ扱いになりますので、加害者の場合多大な賠償額を支払うケースもあります。
そのようなときに保険があるとないとでは経済的な負担が大きく違いますので、自転車保険にも忘れずに入っておくことをおすすめします。
【最安値】ワイズロードで販売中のロードバイク
※2023年10月時点の情報です。販売価格は変更される可能性があります。
【低価格帯】おすすめの安いロードバイク3選
ロードバイクに近い走り心地のおすすめフラットバーロード・クロスバイク3選
まとめ|しっかり楽しめる低価格帯ロードバイクを手に入れよう
スピードを出したり、長距離乗る上で最適なスポーツバイクがロードバイクです。
最初は恐る恐る乗っていた方も、慣れてくると100km走ったり、ヒルクライムを楽しんだり、河川敷をのんびりサイクリングしたりと、自分にあった楽しみ方をしていきます。
エントリーモデルでも信頼できる品質のモデルならそのような楽しみ方も十分出来ます。
自分の乗りたいシチュエーションをイメージし、信頼できるショップと相談してぜひ自分にあったバイクを探してみてください。
低価格帯のロードバイクについてのQ&A
- 型落ちのロードバイクを購入するときの注意点は?
- 通常、夏から秋に掛けてが自転車のモデルチェンジの時期になり型落ち品がお値打ち価格で販売されることもあります。ただし最近は各メーカーのモデルチェンジの時期がバラバラになってきており、時期の見極めが難しいです。またお求めやすい価格帯のエントリーモデルの場合は価格が下がらないことも多いので、一概にモデルチェンジの時期が狙い目とも言い難いです。
- 中古品のロードバイクを購入するときの注意点は?
- 中古の自転車の場合、それまでの修理歴や使用歴が外から見ただけでは分からないため、購入後に思わぬ修理や手間がかかる場合があります。最悪の場合修理が不可能なフレームのダメージがある場合もありますので、その可能性も考慮することが重要です。
- 安く済ませるならフレームから揃えるのと完成車を購入するのとどちらがよい?
- 完成車とフレームから組み立てるのだと、フレーム単品で販売されている商品のほとんどが高額なので、基本的にはフレームから揃えていくほうが総額が高くなりやすいです。