e-Bikeとは?
日本で電動アシスト自転車というと普段よく見かける実用重視の「かご付きシティサイクルモデル」だと思います。
e-Bikeは、スポーツバイクを基本とした電動アシスト自転車を差します。電動アシストが機能することにより、坂道や長距離走行が楽になります。また、スポーツバイクなので運動効果も高いのが特徴です。
さらにスポーツバイクの各カテゴリーに設定され、ロードバイクタイプ、クロスバイクタイプ、マウンテンバイクタイプなど、ここ数年でたくさんのe-Bikeが日本で販売されるようになりました。
日本の電動アシスト自転車の定義とは?
日本では、安全に配慮して必要以上のアシストがされないように下記のように定義されています。
- 24km/hまでのアシストが可能です。
- 踏んだ力以上のアシストはされない設定となっています。(詳しくはこちら)
- e-Bikeは通常の自転車と同様に軽車両扱いとなります。
(『自転車および歩行者専用』の標識や表示があるところでは、歩道を通行することが可能) - 踏んだ力以上に進む、踏まずに加速するのは「電動モペット(フル電動自転車)」となり「原動機付自転車」に分類されます。(原動機付自転車免許が必要となり、走行は車道のみとなります。)
ワイズロードで販売している商品は、全て「道路交通法の基準に適合した電動アシスト自転車(e-Bike)」です。
人気の理由
@上り坂が楽、発進が楽
電動アシストの一番のメリットは、上り坂が楽!発進が楽なことです。登り坂をスイスイ、信号待ち→発進もスイスイ。
坂道、信号が多い状況でも快適な走行が楽しめます。都市部の通勤などにもおすすめです。
A長距離ライドがしやすい
年齢、体力をテクノロジーでカバー。道中の山坂道も何のその。大容量バッテリー搭載車であれば1回の充電で約100kmの走行が可能です。
B体力差をカバー
パートナー、カップル、グループで走行をしたときに体力の個人差がどうしても出てしまいます。体力の消耗やまわりの人に気を使ってしまったり。
しかしe-Bikeが体力差をカバーするので楽しく走行が可能です。
C険しい山道をもっと気軽に楽しみたい
山道では、砂利、泥、ぬかるみなど、路面コンディションが刻一刻と変化し続けます。舗装路面走行時よりもバイクコントロール技術が必要になる過酷な路面状況では、電動アシストが大活躍!
アシストが機能することによって、トルクを掛け続けながらのペダリングから解放されてバイクコントロールに集中できるため、ハンドル捌きやブレーキなどのバイクコントロールに集中ができます。
マウンテンバイクタイプをお選びください。
D自転車でキャンプも快適に
自転車を使ったキャンプライドが注目されていますが、荷物の重量が重い=ペダルも重い!を解決するのがe-Bikeです。
荷物の重さももちろん電動アシストがサポートするのでキャンプをおもいっきり楽しめます。
選ぶポイント
バッテリー搭載方法
- 内装式
バイクフレーム内に収まっているタイプで、バイク全体のデザインがスマートになります。バッテリーをフレームから取り外すときはちょっとしたコツが必要になる場合が多いです。 - 外装式
電動アシスト自転車黎明期から採用されている基本スタイルです。内装式よりバッテリー容量が多くなり、バッテリーの取り外しが容易になります。バッテリーが目立ち、バイク全体のデザイン、スマートさは薄れます。
車体重量
車体の重量はおおよそ15kg〜で、電動アシスト走行時には重量はほとんど気になりません。自宅保管の際に階段の利用が必要な場合や自動車へ積み込みを容易にしたい場合は、軽量な車種がおすすめです。
航続距離(最長走行距離)
一回の充電での最走行距離は、アシスト力の強弱、走行条件、気温等により大きく変わります。アシスト力を強くするとバッテリーの消耗が早くなり航続距離が50km前後、アシスト力を弱くするとバッテリーは比較的長持ちし、100〜150km程度の走行が可能です。
詳しくはモデル毎のスペック表記でご確認ください。
充電時間(100%充電)
充電時間はおよそ3〜4.5時間が目安です。バッテリーを長持ちさせるには残量が20%ほどに減ってからの充電がおすすめです。こまめな充電はバッテリー寿命を縮めるのでご注意ください。
タイプ別おすすめe-Bike
クロスバイクタイプ
スポーツバイクの基本形のクロスバイクタイプ。街中での坂道、信号の多い市街地でも快適に走行できます。通勤、通学などにおすすめ。
折りたたみタイプ(フォールディング)
自宅内や職場内に保管したい方、自動車に積み込み旅先で走行を楽しみたい方におすすめです。
ミニベロタイプ
大人が乗る小さいタイヤのバイクです。小回りが効き、近場をまったり気軽に乗りたい方におすすめです。
マウンテンバイクタイプ
細いタイヤのロードバイクが不安な方や、山間部を自力で登って山下り、オフロード走行を楽しみたい方におすすめです。
ロードバイクタイプ
ロードバイクの走行感を気軽に楽しみたい方に。集団走行時の体力差を電動アシスト機能がカバーしてくれます。峠の上り坂も安心です。
グラベルロードタイプ
舗装路からオフロード走行までさまざまな路面コンディションを1台で楽しみたい方におすすめです。キャンプを楽しみたい方にも。
Honda x Y'sroadのe-Bikeプロジェクト「スマチャリ」
世界的メーカーHondaが構想から4年をかけて開発した「SmaChari」システムを世界で初めて採用した電動アシスト自転車「RAIL ACTIVE-e」の発売から1年。待望の新車種、「RAIL DISC-e」と「RAIL ST-e」登場!
コストパフォーマンスに優れた人気モデルの限定カラー!
イタリアのモーターバイクブランド BENELLI の e-Bike「MANTUS 27 TRK」のワイズロード限定カラー「マットブラック」。
2021年にワイズロード関西地区(大阪・神戸・京都)限定で販売していましたが、ご好評につき全国展開する運びとなりました。コストパフォーマンスに優れた1台です。
ドライブユニットは大きく3種類
センターユニット クランク to リアドライブ
SHIMANO、BOSCH、YAMAHA製品で採用されている方式です。電動アシスト自転車の基本形がこのタイプです。
ペダルの踏み込みに対しダイレクトな反応性が特徴です。クランク周り(チェーンリング周り)にユニットが組み込まれ、構造上フロントシングルギアとなります。
インホイールユニット リアドライブ
BESVの殆どの車種に採用されている方式です。ユニットが後輪のハブ軸に内蔵されることにより、グイっと押してくれるアシスト感が特徴です。
バイク全体のデザインはスマートになります。
インホイールユニット フロントドライブ
VOTANI、BESV CF1に採用されている方式です。ユニットが前輪のハブ軸に内蔵されるこのタイプは、自然なアシストを制御する方式となります。
バイク全体のデザインはスマートになり、変速機は内装式が採用される傾向です。
アシストユニットについて
ワイズロードがおすすめする、信頼性のあるアシストユニットのブランドをご紹介!
Honda(ホンダ)
日本のホンダが電動アシスト自転車に再び参入。すでにお持ちのスポーツバイクに後付け可能な設計、ホンダのカーナビゲーション安全技術も組み込んだ革新的なアシストユニットを開発しました。今後アシストユニット単体販売が期待されます。
YAMAHA(ヤマハ)
世界初の電動アシスト自転車を開発。長年販売してる安定のブランド。日本のブランドということで安心度も高く、性能も高性能です。
BOSCH(ボッシュ)
ドイツの電動工具などを専門に製造するメーカー。ヨーロッパの電動アシスト自転車を支える、大手ブランド。有名ブランドの高級モデルに採用されることが多いです。
SHIMANO(シマノ)
自転車部品シェア世界一の日本メーカー「シマノ」が手掛ける電動システム。
BAFANG(バーファン)
台湾の新興ブランド。安価でありながら高性能なシステムを製造するメーカーです。
e-Bikeブランドから選ぶ
取り扱いの注意点
- 電動アシスト自転車は工業製品のため、初期不良とそれに対する保証が各ブランドにより異なります。
- 電動アシストユニット本体は自転車店で分解、修理ができません。メーカー修理でお時間がかかる場合がございます。
- リチウムイオンなどのバッテリーは電池切れで放置すると壊れる場合がございます。
- 炎天下での駐輪はバッテリーにダメージを与えます。日の当たらない場所に駐輪するかバッテリーを取り外してください。
- 電動アシストバイクのスペックを変える改造は、メーカー保証対象外、法令に反するため行っておりません。