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CANNONDALE CAAD OPTIMO ワイズロード限定カラー発売!エントリーモデル最強クラスの万能ロードバイク
今回フルモデルチェンジを遂げたCAAD OPTIMO。本記事でご紹介させていただくこのバイクは、ワイズロードでしか手に入らない、特別カラーに仕上がっている。ブラックにゴールドロゴカラーで、上質かつ華やかさを表現。
44-58の幅広いサイズ展開の老若男女問わず楽しめるバイクとして、2020年8月2日(日)に全国のワイズロードでリリースされる。
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このCAAD OPTIMOシリーズの自転車は、ご商談・ご成約含めると恐らく100回以上と関わらせて頂きました。
前作のCAAD OPTIMOは、CAAD12や、SUPERSIXシリーズとほぼ同じジオメトリーで、それは確かな走行性能を約束していた。そして確かに素晴らしかった。
と語るのはスタッフ木村。エントリーモデルとして人気のシリーズが、NEW MODELではどのように進化したのだろうか。数々の車体を乗り比べてきたスタッフ2名がインプレッションした。
2019年の7月に発表された上位グレードであるCAAD13にインスパイアされたエリートレースジオメトリを採用。CAAD13の大きな特徴であるシートチューブの低い位置にシートステーが溶接された、「ドロップドシートステー」を採用。このドロップドシートステーによる、上質な振動吸収性と反応の良さももちろん再現されている。
「ロードバイクをはじめてから初心者の期間とはどれくらいだろうか?」と考えると恐らく、半年〜1年くらいだろう。しかし、ロードバイクの耐用年数はさすがにそこまで短くないのは事実である。5年10年と乗りたい方は多いのではないだろうか。実際にロードバイクのフレームの寿命は、乗り方や走行距離、メンテナンスの実施頻度などによってもちろん変わるのだが、巷では10年くらいだと言われている。
そこで生まれたのが、飽きの来ない“ピュアレースモデルと同じジオメトリ”なのに“エントリー価格で購入できる”この、CAAD OPTIMOというロードバイクである。
ここまで攻めたジオメトリのエントリーユーザー向けのバイクは数少ない。
そして、この新型CAAD OPTIMOは、とにかく優しい作りになっている。
価格は、メインコンポはシマノ・クラリス、振動吸収性に最も優れたフルカーボンフォークでありながら、10万円でお釣りがくるという高いコストパフォーマンス。
アルミロードバイクのことを熟知したキャノンデールが、最新の技術で素材を正確にコントロールし、作り上げた軽量かつ乗り心地のよい一台。通勤、トレーニング、ロングライド、そしてバイクカスタマイズ。
乗っている時間だけでなく、このバイクに触れている時間を素敵なものにしてくれることは間違いない。
インプレッション
シンプルイズザベスト。感動を与えてくれる”スマートなロードバイク”木村隆之助(ワイズロードオンライン)
今までのCAAD OPTIMOという自転車のイメージを覆す一台
個人的に今までのCAAD OPTIMOのイメージは、フレームが肉厚で、その分頑丈で上位グレードのCAAD13と比較しても走りに重視した自転車というよりは、扱いやすさやコストパフォーマンスに重きを置いた一台になっているということでした。
簡単にいうと、「走行性能は少し落ちるけど、その分耐久性が上がって乗りやすい」ということです。
しかし今回乗ってみて、その肉厚さや重さをほとんど感じませんでした。
テストコースに選んだのは、ワイズロード東大和店から10分程自転車で行ったところにある、狭山湖とその周辺。アップダウンも多く、平坦で直線路もありテストにはとてもよい環境でした。
登りに差し掛かり、様々なダンシングとシッティングをそれぞれ試すが、この価格帯の自転車でよく感じられる、特有のモタツキはほとんど感じませんでした。
スポークの本数が多く、重量も決して軽いとは言えないホイールがついているのにも関わらず、この走行性能の良さにはやはりこのフレームのポテンシャルは無限にあると感じました。
直線でも踏んでみるが、やはりそこではフレームの丈夫さ、剛性感がしっかり感じられ、比較的中域からの速度が乗りやすいバイクです。
競技者目線で見たら、“伸びしろ”がまだまだあるバイク
土台であるフレームがしっかりしているからこそ、ホイールやコンポーネントをアップグレードさせることで、ロードレースやクリテリウムでしっかりと実力を発揮させてくれる一台になりそうです。高校生で自転車競技部に入部を考えている方の一台目のバイクとしてもおススメです。(その場合高体連ギヤのレギュレーションにより、一部スプロケなどの交換が必要です。)
通勤においては申し分のない“十分”な性能
パンク修理の簡単なクリンチャータイヤであったり、耐久性の高いシマノの部品などという一つ一つの要素は、ユーザーの自転車通勤を支えることにつながる事だとおもいます。
天気のいい日には、このバイクがフレッシュな状態で仕事に取り組める一つの要素として、活躍するでしょう。
さまざまな“スタイル”を見つけることができるバイク
高い水準で生まれたシンプルなデザインでシンプルな設計のこのバイク。
このバイクをキャンバスにして、本当のロードバイクのカスタマイズの楽しさを感じられるそんな一台に感じます。高いポテンシャルを秘めたこのフレームだからこそ、ロードバイクパーツのカスタマイズの変化を楽しむのに最適な一台であると感じます。
予想を超えたパフォーマンス、伸びしろだらけで乗るのがどんどん楽しくなるバイク 川原建太郎(ワイズロード東大和店)
正直、10万円以下のバイクに乗るのは気が重かったです。というのも、車体のメーカー希望小売価格が15万円を切っているロードバイクは、どこかしらスペック的にロードバイクらしさをスポイルする要素がある事が多いからです。
なので、このバイクのパフォーマンスには驚かされました。言うならば、「10万円以下の史上最強ロードバイク」でしょうか。初心者の方でロードバイクらしさを味わいたいのであれば正にコレですし、ベテランライダーも満足する1台です。
以前、先代のCAAD OPTIMOがデビューした時にCANNONDALEさんの最初の試乗会で乗らせて頂く機会があったのですが、その時に、「この性能は上位モデルキラーですね」と申し上げたところ、担当者さんが苦笑されていたのですが、このNEW MODELはあらゆる要素において前作を上回っています。
それについて、具体的に紐解いて行きます。
先ず、乗った最初の印象は、非常に乗り心地が良いです。新型から採用されたドロップドシートステーによるものでしょう。
CAAD13譲りの快適さで、違いがあるとすればCAAD13は乾いた感触で路面状況を伝えてくれる。NEW OPTIMOはしっとりとした安心感のある快適さです。後方から見ると膨らみのあるシートステー形状による違いです。シートチューブが短くなり、シートポストの動く余地が増えたのも良い要因になっています。完成車の状態で十分乗り心地は良いですが、カーボンシートポストに変更する伸びしろがあります。
乗って暫くは、初めて乗るモデルですので慎重なライドになりましたが、次第にバイクが自分の手脚のように馴染んできました。これはエリートレースジオメトリーというCAAD13にインスパイアされたフレームの寸法による恩恵です。
普段乗っているレース用バイクのポジションに合わせる事が容易に可能なので、ベテランライダーの満足度も高いでしょう。また、前モデルより低重心な設計のおかげで、初心者でも安心してコーナーや下りを楽しめます。
スピードを上げた時の感触も良かったです。剛性感が適度で、多くのホビーライダーがマッチしていると感じられるでしょう。
また、高速域から低ケイデンス高トルクで踏み込んだ時も、バネ感を感じてグイグイと加速することができました。個人的には高ケイデンスよりも低ケイデンスで回した方が楽しめるバイクだと思います。その特性から、下りからの登り返しでアウターのままグイグイこなせます。これは本当に楽しいですよ!全力でもがくのも楽しくなるバイクです。
筆者はスプリントで1500ワット以上出すこともありますが、このフレームは全力で踏み倒しても踏み負けなかったです。欲を言うとすれば、クランクをシマノ105以上のグレードにすると更に加速するでしょう。これも楽しみな伸びしろです。
フロントフォークも好印象でした。適度な剛性感で安心してコーナーのラインをトレース出来ますし、強めのブレーキング時もしっかり受け止めてくれます。
さらに、コラムまでフルカーボンな上、前から見て膨らんだ形状により、地面からの突き上げがマイルドになっていました。
ハンドルバーに肘を乗せてTTポジションを試してみましたが、非常に快適でした。初めてトライアスロンに挑戦する方の強い味方となってくれる1台でしょう。
総合して、どんなシーンやライダーにもマッチする懐の深い、伸びしろだらけのバイクです。木漏れ日の気持ち良いコースをサイクリングすれば最高の気分になるでしょうし、ロードやトライアスロンのイベントも楽しめるモデルです。
最後に、筆者の好奇心でZIPPのカーボンホイールを装着して試乗しましたが、最高の加速力を手に入れたレースバイクに変貌しました。この例に限らず、皆さんがそれぞれ様々な楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。
text&photo:ワイズロードオンライン 木村 隆之助
スペック
サイズ:44、48、51、54、56、58
カラー:Goldfinger(GDF)
コンポーネント:シマノ CLARIS R2000
税抜価格:90,000円
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