2000人来場!スポーツバイクデモ 2023 in 東京スタッフインプレで見る最新ホットバイク

去る1/21に開催いたしました、スポーツバイクイベント「スポーツバイクデモ 2023 in 東京」。
弊社 ワイ・インターナショナルが主催する、国内最大級のスポーツバイクイベントです。
ロードバイクなどの完成車のみならず、部品・用品・ウェアなど、最新モデルの試乗や展示を見ることができるスポーツバイク好きにはたまらない一日です。
これまで埼玉、大阪、松山で計20回の開催を経て好評の声をいただき、今回は待望の東京開催となりました!
当日は天候にも恵まれ、なんと2000人にものぼるご来場者の方に、最新モデルをご体験いただきました!

ところで、弊社 ワイ・インターナショナルには、スポーツバイク好きの皆様にも決して劣らぬ、自転車に乗るのが大好きなスタッフが多数在籍!
というわけで、このイベントに先駆け、1/20に「社内試乗会」を実施。200名を超える弊社スタッフが調布市・味の素スタジアムに集い、最新モデルをじっくりがっつりと試乗いたしました。
そんな精鋭スタッフの試乗インプレッションは、スポーツバイク好きの生の声が集結したもの。
カタログを読んだだけでは伝わらない最新モデルの本当の魅力は、ここを見ればわかります!

インプレ集中!ジャンル別 スタッフの注目ホットバイク!

今回はスタッフが試乗したバイクのうち、ロードバイクにジャンルを絞ってご紹介してまいります。
ロードバイクと一口に言ってもジャンルは様々。今回は4つのジャンルに分類しております。
今回はランキング形式でご紹介いたしますが、これはあくまで「スタッフのインプレ件数(=話題性が高いモデル)」を基準にしたもの。それ以外にもスタッフがアツい視線を向けたバイクは数多くございます!

ダイジェストをこちらにも掲載いたしますが、各モデルの詳細ページにジャンプしていただければ、そこからインプレ記事全文もお読みいただけます!

ジャンル別バイク特性

■…エアロロード ■…オールラウンド ■…軽量ロード ■…エンデュランス

各カテゴリーごとに特性を5段階評価してみましたが、これは無理に評価を段階付けたらこうなる、という程度のもの。実際には・・・

こんな感じ(だとわかりづらいため強調しています)。
現代のロードバイクはすべて平均点が上がっており、専門としない分野でもかなりの適応能力を持っています。
そのなかで、得意領域を伸ばしたバイクがどんな持ち味を発揮するのかにご注目いただければと思います。

エアロロード

現代のロードバイクの花形ともいえるエアロロード。空力を重視したジャンルですが、研究が進んだ結果、平地のみならず山岳でも空気抵抗を低減することは速さにつながることが判明しています。

登場当初は快適性や軽さに難のあるものが多くありましたが、技術革新の結果、それらもバランスよく兼ね備えたバイクが数多く誕生しています。

MERIDA REACTO第3位

台湾の二台巨頭の一角、メリダのエアロロード「リアクト」が、2022年登場にもかかわらずインプレ件数3位にランクインしました。

名古屋本館ホシノ、京都店ヤマデ、志木店タカハシなどが口をそろえて評価したのは、加速感の高さ。
空力が有効に機能する高速域までバイクを一気に加速させる能力は、ゴールスプリントを制するのに重要。
平地で逃げるだけでなく、集団から抜け出して勝利をつかむ能力が評価されました。
世界でライバルと戦うバイクがお買い得な価格で手に入るのも、魅力の一つではないでしょうか。

BRIDGESTONE ANCHOR RP8/RP9第2位

国産ブランドの雄、ブリヂストン。フラッグシップのRP9が供給不足になる中、セカンドグレードとして登場したRP8はもちろん注目の的!
こちらは残念ながらスポーツバイクデモ当日は試乗不可能(期待してきた皆様、ごめんなさい!)
上位グレードのRP9はスポーツバイクデモでご試乗が可能で、こちらは数多くのお客様にご好評をいただきました。

やはりこの2車種、乗り比べてフィーリングの違いを確かめたがるスタッフが多く、インプレを掲載したスタッフはすべて比較していたのが印象的。
上野アサゾー店のイシカワはやはり弟分のRP8にもっさりとしたフィーリングを感じたものの、それはパーツアッセンブルによるものだと指摘。逆算してホイールを同等品にすると、ほとんど同じ加速感を獲得できると評価しています。
松山店のセキも、違いは高速巡行(35〜40km/h)時のキレや路面からの振動吸収性にわずかな差を感じるとのこと。
また新橋店のツネカワと入間店のホンマの評価で、運動性能に焦点を当てた評価もありました。
ダンシングでバイクが振りやすく、荷重移動にバイクが素直についてくるなど、車上で安心して振り回せる運動性能も魅力のようです。

TREK MADONE SLR第1位

やはりというかなんというか、トップブランドが技術の粋を尽くした最新エアロロード「マドンSLR」が堂々1位!インプレ全体の中でも最も多くトピックに上がり、このバイクの注目度の高さが表れています。

インプレを眺めてみると、それはもう絶賛の嵐!ネガな部分を探す方が難しいとの評価が、試乗したほぼ全スタッフから挙げられました。
圧倒的な加速力、車重だけでなく乗って軽い、レーシングバイクとしては十分な快適性、そしてライダーの存在を消滅させたかのような空気抵抗の低さなど、エアロロードを買うにあたって求められるすべての性能が高次元で集約された1台との評価を獲得しています。

何故そこまで軽くなる!これは重さの話をしている訳ではありません。走りの軽やかさの事を言っています!
エアロロードといえば最高速を求めその高いスピード領域を維持できる事が特徴な反面、立ち上がりがあまりの剛性の高さにより重たく感じてしまう事が多いのですがこれは違いました。180°コーナーを抜け踏み込んだ加速感は軽量バイクのまさにそれ!
更にスピードは伸び続けてくれます。もちろんシッティングに切り替えてからのスピード維持も容易でしたね。

名古屋本館 ヤスカワ

価格こそ高いものの、いま手に入る「ドリームバイク」をお探しなら、これがそうだと断言できるでしょう。

オールラウンダー

全方位にバランスよく性能を振ったオールラウンドバイク。ただしこれは「特徴がない」ということではなく、それぞれのモデルが意図して思想を取り入れた結果、わかりやすいジャンルに特化していないモデルとして完成しているという意味。各モデルがどのような意図をもって、バイクを味付けしていったのでしょうか。

PINARELLO DOGMA F第3位

発売からの経過期間にもかかわらず、ドグマの神通力は健在!やはり数多くの戦績を実戦で上げているバイクということで、注目が集まりました。
インプレッションに共通しているのは、「意外と乗り味がマイルド」という点。
ただしこれは、試乗車にややマイルドなエンデュランスホイールが装着されていることにも影響されています。

スプリントをかけた瞬間、本性を表します。踏み込んだ瞬間加速します。一切の隙もありません。踏んだ分だけ進みます。一切のロスもありません。

名古屋本館 ノウカ

手で持った感覚も軽いですが、何よりも走りがとても軽い。踏めば踏むだけぐんぐん進む。コーナーから立ち上がりは丁寧にクリアしていく安定感があり安心して曲がる事が出来ます。

船橋店 コミネ

など、マイルドなホイールを履いてなお加速力の高さが光る一台でございます。
以前はドグマといえばガチガチのバイク、というイメージもありましたが、長距離で選手のミスを呼ぶ疲労を貯めない、走り続けられるレーサーに仕上がっているようですね。

COLNAGO C68第2位

巨匠・エルネスト・コルナゴが仕立てた最上位ラインナップだったC〇〇の最新モデルですが、ここになってエルネストのサインが外れました。
本人は設計にかかわっていない故のことですが、乗ったスタッフからは

予想を覆すまさしく”Cの血統”バイクでした

入間店 ウエヤマ

ワンピースカーボンの「V4RS」がレースモデルの最前線に立ったことで、むしろコルナゴのやりたいことを好き放題にやれるバイクに仕上げてきたようです。
試乗したスタッフは、口をそろえて「乗って楽しい」と評価。
加速感も安定感も非常にニュートラルで、ライダーの意思通りに反応してくれる性格は、レースだけでなくあらゆる環境で楽しく乗れる素直さにつながったようです。
以前は「終のバイク」といえばチタンバイクが候補に挙がっていましたが、いまではこのC68こそがその地位にいるのかもしれません。

COLNAGO V4Rs第1位

先にも名前の挙がった、V4RSが最注目オールラウンドバイクとなりました!
V1-Rから始まったワンピースカーボン最上位グレードの最先端にいるモデルは、C68とより棲み分けがはっきりした印象。

V3-Rsより剛性が上がって、軽量化もされ、レースで勝つためのバイクとしてはさらに進化を遂げていると感じられました。

新宿本館 ウエタケ

文句なし!並み足ライダーの自分でも驚くような加速が味わえます。
駐車場の一角にコーンを立てただけのショートコースにも関わらず、本当にあっという間にアウターの速度域に突入。

茅ケ崎店 コニシ

加速力はもはや異次元で、勝つために開発されたのがビリビリと伝わってきますが、それなのに緊張せずに乗れる安心感と長距離でも楽しく走れそうなロードバイクとしての最高峰と言えるでしょう。
駐車場の一角にコーンを立てただけのショートコースにも関わらず、本当にあっという間にアウターの速度域に突入。

名古屋本館 ホシノ

など、レースバイクに要求される運動性能、とくに加速性能が非常に高いレベルで実現していると評価されました。

軽量ロード

山岳に向けた上昇性能を重視したヒルクライムバイクも、特に日本では人気のジャンル。
近年ではヒルクライムにもエアロ性能が要求されるようになってきましたが、果たしてどのようなバイクが注目を集めたのでしょうか。

CIPOLLINI DOLOMIA第3位

弊社が販売代理店を務める、チポッリーニの軽量モデルがランクインしています。
この「ドロミア」は軽さを軸にしたオールラウンドモデルという位置づけですが、フレーム単体重量780gという軽さは山で背中を後押ししてくれます!
やはり実走したスタッフからは、チポッリーニらしい剛性感を実感したという声が。

チポッリーニらしいフレームの固さをまずは感じました。
しっかりとした剛性感ですが、力任せに踏んでも進むというわけではなくて、しっかりと「回す」と進んでくれるバイクです。

志木店 タカハシ

チポッリーニといえばやはり高い剛性。それはこのドロミアにも健在で、スプリントをかけるとぐんぐんぐん進んでいくフレームです。

新宿本館 ハットリ

軽快なハンドリングなのに不安定さを感じさせない芯のある走りとの評価は、まさに「バイクを意のままに操る楽しみ」を追求したイタリアンバイクらしさですね。

購入のご相談は各店舗までご相談ください

MERIDA SCULTURA V第2位

エアロロードのREACTOに続いて、軽量モデルでもメリダがランクイン。こちらは22年でフルモデルチェンジしたのですが、入荷が大幅に遅れたこともあって、会場で初めて実物を見た方も多いはず。
今回は2グレード(上位グレードのCF5とミドルグレードのCF3)のフレームを採用した各モデルが並んでおり、どちらもインプレが集まっています。

ハイエンドバイクらしいキレのある加速で、スイスイ速度が上がっていきます。
ただしパリパリに硬い感じはなく、多少のしなりも感じられる剛性のバランスでとても脚に優しい印象を受けました。

CF5、京都店 セイヤマ

フレームポジションを下げることで、より上部がしなるため突き上げが少なくなるという理屈です。
サドルに跨った状態で少し宙空に浮いているような感覚になります。
そして軽い!
普段REACTOに乗る本間ですが、明らかに車体が軽く感じます。BB周辺の剛性は前世代と同値の為、漕ぎ出しの反応性は速いです

CF3、入間店 ホンマ

まず第一に感じたのが、漕ぎだしの軽さ。試乗コースは平坦基調で折り返し箇所が90°コーナーになっているのですが、減速してからのコーナーの立ち上がりがとても楽に感じました。
そこからの加速も非常にスムーズ。もちろんエアロロードやハイエンドバイクの爆発的な加速感はありませんが、ミドルグレードなのに完成度高いなー!というのが正直な感想です。

CF3、お茶の水店 サカグチ

やはり立ち上がりの加速感は軽量モデルとして求められる部分。ミドルグレードでもきっちり要求を満たす造りとなっています。
フレーム形状がストレートなので振動吸収性には不安があるように見えますが、乗ってみると快適なのも好印象でした。

DE ROSA 838第1位

同ブランドとしてはエントリークラスながら、軽さを軸にオールラウンドモデルに仕立てられた「838」が、多くのスタッフから注目を集めました!

乗り出しは力をかけなくてもゆるやかに進むので乗りやすく、加速をする際に踏みこんだ時も硬さをあまり意識させないスムーズな加速をしてくれて、ロングライドでも楽しく乗れそうだなと感じました。まさに王道オールラウンダーバイクといった感じです。

お茶の水レディース館 ホリキリ

驚くほどクセが無い。丸パイプフレームなのが良い方に出ているのかも。
デローザのバイクは特に「速く走らせるためのお作法」が多い印象だったのですが、とにかく普通に乗れて普通に走る。

茅ケ崎店 コニシ

漕ぎ出して感じたのが「くせのないスーと進む加速力」。
同社のバイクのイメージがレース機材、見た目重視の高級志向のであるクロモリ、チタンフレームと私は思っていましたが本バイクはいい意味で乗り手を選ばない。

志木店 タカハシ

ハートのマークでフレンドリーなイメージもあるデローザですが、良く知るスタッフからはスパルタンなブランドとして有名。そのイメージを覆すようなクセのない乗りやすさが、驚きをもって迎え入れられたようです。

エンデュランス

長距離を快適にこなすことに主眼を置いたジャンル。同じ長距離と言っても、どのような環境でどんな速度域を目指すのかで、バイクの性格は変わってきます。
各モデルの目指している方向性にもご注目ください。

CANNONDALE SYNAPSE CARBON第3位

オンロードのためのエンデュランスモデル、シナプスがランクイン。
長距離向けといえども、意外なほど運動性能を重視したモデルであることがフォーカスされました。

まず乗ってみて感じたのは走りの軽さ。エンデュランスロードというと振動吸収性の高さに重きを置くが故に、もっさりとした印象のバイクが多いですが、この新型シナプスに関してはまるで軽量オールラウンダーのような走りの軽さを持っています。BBや足回りにしっかりとした剛性があり、踏めば踏んだ分だけしっかり走ってくれます。しかし、過剛性な事はなく、脚あたりも良く、ロングライド向けの剛性感です。

新宿本館 ハットリ

一言で表すなら"楽しい"という言葉に尽きるでしょう。車体の下半身(BB付近)がしっかりしているのでどっしりと構えた走行感でトルクフルな加速をみせてくれます。車で言えばグランドツアラーといわれるようなジャンルの車の走行感を彷彿とさせレスポンスが過度に早いわけではないが遅くもない。このような乗り味がレーシング系のフレームと比較しても違和感なく乗れる理由だと思います。

新宿本館 マエイ

フレームに一体化したバッテリー搭載、リアレーダーの搭載など、ゆったり走るための装備だと思いきや、それらはライダーを走りに集中させるための仕組みだと考えれば、この乗り味も納得なのでしょう。

TREK DOMANE SLR第2位

今年フルモデルチェンジした新生ドマーネが2位に登場。これまで前後に入っていた衝撃キャンセル機構「ISOSPEED」が簡略化されましたが、そのことが軽さと加速性をもたらし、バイクとしてのバランスをより良くしたようです。
こちらは残念ながらスポーツバイクデモ当日は試乗不可能(期待してきた皆様、ごめんなさい!)
上位グレードのRP9はスポーツバイクデモでご試乗が可能で、こちらは数多くのお客様にご好評をいただきました。

ある程度荒れている路面を安定して走らせるためと思いますが、何も考えなくてもまっすぐ走ります。自転車を左右に振ってもすぐにハンドルが勝手にセンターに戻ってくるようなハンドリングでした。

川崎店 オクダイラ

エモンダやマドンと違う設計で出来ています。重心がとても低く、安定して真っすぐ走ることができます。この安定感を武器に、一定ペースで走るトライアスロンなんかもよいのではないでしょうか?

名古屋店 イリサワ

もともとは石畳を高速で走り抜けるように生み出されたモデルだけあって、安定感の高さは随一。
逆に機敏さを求めるシチュエーションには向いていないものの、個性的な直進性は様々な使い道がありそうです。

RIDLEY FENIX SLiC第1位

ベルギーのエンデュレーサー「フェニックス」も石畳を高速で走るためのバイクですが、アメリカンブランドとは味付けが全く異なるようです。

パヴェ(石畳)で鍛え上げられた!という触れ込みから想像すると、拍子抜けするほど普通。特別しなやかな感じもありません。
ハードな石畳路面を「楽に快適に」ではなく「跳ねずに速く」走るためのバイクと考えればそれも納得なんですが。

茅ケ崎店 コニシ

ギャップに入った時の体への伝達が尖ってないのですが、なにも伝えない訳じゃなくきちんと路面の情報を伝えてくれます。シルキーな乗り心地も素晴らしいですが、個人的には路面情報を伝えてくれた方が乗ってる感・操ってる感があって好きです(好みですね)。

志木店 タカハシ

突出した漕ぎ出しの軽さや加速感などは抑え目なもののスピードに乗ると巡行性も高く、路面からの突き上げやペダリングで脚への跳ね返りも少なくまさにエンデュランス的な乗り方にハマる乗り味。

池袋チャーリー店 ツモリ

安定感最重要視のドマーネに対し、あくまでロードバイクとしての運動性をベースに悪路への対応力をプラスしたフェニックスということで、同じ路面をどうこなすかでお選びいただける自由度があるのですね。

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