
TREK(トレック)のクロスバイクを解説 | FXの特徴や最新モデルまで
TREK(トレック)はスペックや価格帯の違う多様なクロスバイクを展開しています。
TREKらしさに見える魅力はもちろん、求める乗り心地や予算からお気に入りの1台を選べる手助けになるよう、この記事では各シリーズやモデルの特徴や違いを紹介します。
目次
TREK(トレック)は実績に裏付けられた技術力のある業界トップメーカー

トレックはアメリカ ウィスコンシン州ウォータールーに本社と工場を置く、世界最大規模の自転車製造・販売メーカーです。
1976年の創業以来、航空宇宙産業のテクノロジーをも採用する高い開発技術と、購入者が安心・安全に自転車に乗り続けることができるフレームの『生涯保証』で、常に業界のトップを走り続けています。
自転車の性能のみならず乗る人の事を考えた車体は、少々手荒に扱っても壊れにくいほど頑丈です。
また自社でパーツブランドも展開しているため、専用設計されたパーツをスマートに車体に取り付けることができます。
愛着を持って長く同じ自転車を使いたいという方に愛される、アメリカでのシェアナンバーワンのブランドです。
TREK(トレック)のクロスバイクは種類の豊富さとカスタム力の高さが魅力

トレックはE-BIKEを含めると14種類のクロスバイクを展開しており、他メーカーと比較してもラインナップの幅が広いです。
7万円台のエントリーモデルから40万円台のハイエンドモデルまで価格帯も広いため、自分のニーズに合ったモデルを見つけやすいでしょう。
他メーカーでは取り扱いの少ないカーボンフレームを採用したハイエンドクロスバイクの用意があるところが、TREKの魅力の1つです。
また自社パーツブランド「BONTRAGER」から専用設計のパーツを多数販売しています。
飛びぬけてカスタムしやすいので、カスタマイズする楽しさを求める方にもおすすめです。
TREK(トレック)のクロスバイクのサイズ展開は?
トレックのクロスバイクはXS~XXLまで6つのサイズ展開があります。
各サイズおおよその適用身長と股下のサイズが明記されているため、ジオメトリの読み方に自身がない方でも目安にしやすいです。
可能であれば実際に試乗して選ぶことをおすすめしますが、サイズ感にアタリを付けるための参考にしてみてください。
TREK(トレック)のクロスバイクのサイズ目安
- XS:147~155cm
- S:155~165cm
- M:165~175cm
- L:175~186cm
- XL:186~197cm
- XXL:197~203cm
【シリーズ別】TREK(トレック)のクロスバイクの特徴を紹介
トレックのクロスバイクは、ビギナーから乗り慣れた方までスペックや価格帯に合わせて選べる幅広いラインナップが用意されています。
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トレックのクロスバイクは、同じシリーズでは番号が大きくなるほどスペックが高くなります。
ブレーキが機械式ディスクブレーキからより利きのいい油圧ディスクブレーキになったり、フォークやフレームにカーボンが採用されるなどの違いがあります。
スペックが高いほど価格も高くなるので、求める乗り心地や予算と併せて選んでみてください。
FXシリーズの特徴を紹介

TREKのクロスバイクのフラッグシップシリーズです。
通勤・通学など普段使いからサイクリング、フィットネス目的まで幅広い用途で使えます。
FX 1 Discは最もベーシックなモデルで、数字が大きくなるほどブレーキや変速まわり、素材のグレードが高くなります。
FXシリーズのラインナップとスペックの違い
- FX 1 Disc →最もベーシックなモデルです。変速段数は2×8速です。
- FX 2 Disc →以降の上位モデルから油圧ディスクブレーキが採用されます。変速段数は2×9速です。
- FX 3 Disc →カーボンフォーク、専用ゲルグリップが採用され乗り心地が向上します。変速段数は1×10速です。
- FX 4 Disc →カーボンフレームが採用され非常に軽量です。変速段数は1×10速です。
- FX 1 Disc Stagger →FX 1 Discのフレームが跨ぎやすい形状バージョンです。
「Stagger」とは跨りやすいフレーム形状のこと
「Stagger」は、トップチューブ(またがる部分のフレーム)が前方から斜め下に伸びた、またがりやすい設計のクロスバイクに共通しています。
FX sportシリーズの特徴を紹介

2023年にジョインした新シリーズです。
駆動系をロードバイク仕様で固めてよりスポーティな走りを備えつつ、フラットバーを採用しています。
FX sportシリーズのラインナップとスペックの違い
- FX sport 4
- FX sport 5
- FX sport 6
FX+シリーズの特徴を紹介

FXの基本的な性能はそのままに、前後ライトとフェンダー、リアキャリアを標準装備した普段使いしやすい軽量シティE-BIKEです。
FX+シリーズのラインナップとスペックの違い
- FX+ 2
- FX+ Stagger
Dual Sport(デュアルスポート)シリーズの特徴を紹介

フロントにサスペンションがついており、舗装路だけでなく砂利道(グラベル)の走行も楽しめるシリーズです。
Dual Spor t2と3ではリアの変速段数に違いがあり、Gen 4と5ではサスペンションの有無に違いがあります。
スペンションがないGen 5モデルは、これにより最大1.9kgの軽量化を実現してより速く走ることが可能になりました。
また650×50Cの極太タイヤに変更することもでき、サスペンションを撤廃しても問題なく振動吸収性を発揮してくれます。
Dual Sport(デュアルスポート)シリーズのラインナップとスペックの違い
- Dual Sport 2 Gen 4 →最もベーシックなモデルです。変速段数は2x9速です。
- Dual Sport 2 Gen 5 →サスペンションがないモデルです。変速段数は2x9速です。
- Dual Sport 3 Gen 4 →変速段数が1x10速です。
- Dual Sport 3 Gen 5 →サスペンションがないモデルです。変速段数は1x10速です。
【2023年】TREK(トレック)のクロスバイクの新モデルの紹介
2023年からFX sportシリーズの3モデルが新しく発売されました。
TREKが特許を取得しているOCLVという製法で作られたカーボンフレームと、グラベルライド用の上級コンポーネント「SHIMANO GRX」をメインに採用しています。
そのためロードバイクのように軽量で高速域での走行が可能です。
ロードバイクにハードル感じる方や、ドロップハンドルの前傾姿勢が苦手という方に特におすすめのシリーズです。
【ワイズロード取扱い】TREK(トレック)のクロスバイクを紹介
FXシリーズ
FX sportシリーズ
FX+シリーズ
Dual Sport(デュアルスポート)シリーズ
まとめ|TREK(トレック)は長く愛着を持って乗り続けたい方におすすめのブランド

豊富なラインナップを取り揃えており、目的に合った一台を選びやすいブランドです。
カスタムもしやすいため、買った当初から楽しみ方が変わってもしっかり対応できる懐の深いブランドでもあります。
最大手ブランドの一つでもあるため取り扱い店も多く、長く使い続けることを考えると後々のメンテナンスの面でもおすすめです。
ワイズロードではTREK(トレック)のクロスバイクをはじめ、様々なメーカーのスポーツバイクを種類豊富に取り揃えています。
クロスバイク選びに悩んだらぜひ一度ご相談にお越しください。
TREK(トレック)のクロスバイクについてのQ&A
- クロスバイクのメーカー選びのポイントは?
- 各メーカー各モデルにそれぞれ特徴がありますが、まずは好みのデザインや色を中心に選ぶと良いでしょう。デザインだけでは絞りきれなくなった段階で、思い描いている乗り方にマッチした機能の車種を選ぶことをおすすめします。
- TREK(トレック)が気になっている人におすすめの他メーカーは?
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同じアメリカのブランドであるcannondele(キャノンデール)もおすすめです。サイズ感が似通っており、身長の高い方でも選べるサイズや小柄な方・女性向けのラインナップもあるため多くの方に選ばれているブランドです。
- 女性におすすめのモデルは?
- 小柄な方であれば147cmからカバーしているXSサイズをラインナップしているモデルを検討してみてください。Staggerモデルであれば適応身長に少し足りなくても跨れる可能性があるので試乗してみてください。