
【解説】GIOS(ジオス)のクロスバイクを紹介 | MISTRALの特徴や違いなど
細身のフレームと目を引く鮮やかなブルーの車体はGIOS(ジオス)のクロスバイクの特徴です。
80年近く紡いできたイタリアスポーツバイクメーカーの伝統と、長い歴史に裏打ちされたGIOSのクロスバイクの魅力とラインナップを紹介します。
目次
監修

宮崎貢輔:ワイズロード 横浜ワールドポーターズ店
スポーツバイクはとても楽しい乗り物です!! 初めての一台や初めてのバラ完・載せ替え、分からない事があればお気軽にお声かけください!! 通勤・通学や街乗りからバリバリのレースまで、お客様のスタイルに合った最高の一台をご提案させていただきます!!
GIOS(ジオス)とは長く支持され続けるイタリアのスポーツバイクメーカー
GIOSは1948年にイタリアで創業され、その長い歴史の中で多くの自転車愛好者に支持されてきました。
クラシックなイタリアンデザインやクラフトマンシップに重点を置く姿勢がGIOSの伝統となり、車体を通してGIOSらしさを表しています。
特にトレードマークである鮮やかなブルーカラーはイタリア国内に「GIOSブルー」というカラーが存在するほど、その名を広く知られています。
GIOS(ジオス)のクロスバイクはシマノ製パーツを多く取り入れた安心の品質
「クロスバイクと言えばMISTRAL(ミストラル)」と言われるほど、GIOSのMISTRALは定番で人気モデルです。
お求めやすい価格ながらシマノ製部品を中心にアッセンブルされており、高い安心感と性能を誇ります。
他にもフィットネス用途から普段使い向けまで、GIOSの伝統を受け継いだモデルがラインナップしています。
カラーバリエーションは少ないですが、GIOSにしかない「GIOSブルー」が気に入った方や、変速機やブレーキなどのコンポーネントがSHIMANOで統一されているモデルもあるのでメーカーに拘りのある方におすすめのブランドです。
GIOS(ジオス)のクロスバイクの価格帯
GIOSのクロスバイクはほとんどが10万円以下で、伝統と信頼のあるメーカーながらお求めやすい価格帯です。
モデルイヤーは存在するものの、ラインナップの多くがフレーム形状やカラーなどほとんど仕様変更されないことが影響しています。
原材料高騰などの影響で価格が変わる年もありますが、長く愛され続けているからこその仕様据え置きと言えます。
【シリーズ別】GIOS(ジオス)のクロスバイクの特徴を紹介
GIOSはクロスバイク(フラットバーロードを含む)だけで2つのシリーズ、10モデルを展開しています。
大手メーカーの中では種類数は多く、それぞれ異なる特徴や性能を持っているので自分の好みや用途に合ったモデルを選びやすいです。
ツーリング&アーバン(TOURING&URBAN)バイクシリーズ
コンポーネントやタイヤなどにスポーツバイク向けのパーツを採用しており、車体重量が軽量なシリーズです。
クロスバイクとフラットバーロードバイクがラインナップしています。
シリーズ名のとおりツーリングやサイクリングから街乗り、通勤通学まで幅広い用途で活躍します。
フラットバーロードバイクとは
ロードバイク用のコンポーネントに細目のタイヤ、クロスバイクのようなフラットバーを採用したスポーツバイクです。
ロードバイクかクロスバイクか明確に分けることは難しいですが、クロスバイクと同様な用途で活躍するため合わせて紹介いたします。
- MISTRALシリーズ
変速機やブレーキ、ホイールなどのコンポーネントにSHIMANOを採用しているため補修部品の手に入れやすいクロスバイクシリーズです。
コンポーネントのグレードによって値段に幅があるので、通勤通学からサイクリングまで幅広い用途におすすめです。
MISTRALシリーズのラインナップ
- MISTRAL
- MISTRAL CHROMOLY
- MISTRAL DISC MECHANICAL
- MISTRAL DISC HYDRAULIC
- MISTRAL DISC HYDRAULIC SHIMANO WHEEL
- AMPIOシリーズ
GIOSのロードバイクの代名詞とも言えるクロモリフレームを採用したフラットバーロードバイクシリーズです。
通勤通学以外に休日は少し長めのサイクリングをする方におすすめです。
AMPIOシリーズのラインナップ
- AMPIO
- AMPIO TIAGRA
- CANTARE
アルミフレームを採用したフラットバーロードバイクです。
フレームジオメトリーを見るとAMPIOよりゆったりとしたライドポジションになるため、AMPIOほどスポーティな用途でない使い方や、スポーツバイク初心者でも比較的乗りやすいモデルです。
シティクロス(CITY CROSS)シリーズ
GIOSクロスバイクの中でも街中に溶け込むカジュアルさが際立つラインナップです。
カゴが取り付けられるフロントキャリアや泥除け、純正品のチェーンガードを標準装備しており、利便性も兼ねています。
- ESOLA
スポーティーな乗り心地の通勤通学仕様のクロスバイクです。
ママチャリからの乗り換えでも使いやすいモデルです。
- LIEBE
スカートでも跨りやすいスタッガードフレームを採用したクロスバイクです。
26インチと他の車種と比べて小柄なため女性や小柄な方でも乗りやすいサイズです。
【ワイズロード取扱い】GIOS(ジオス)のクロスバイクのラインナップを紹介
MISTRALシリーズ
AMPIOシリーズ
シティクロス(CITY CROSS)シリーズ
まとめ|GIOS(ジオス)のクロスバイクには培ってきた信頼がある
GIOSのクロスバイクはラインナップが豊富なので自分に合った一台を見つけやすく、パーツには信頼性の高いSHIMANO製を多く採用しています。
どのモデルも昔からほとんどデザインの変更がないため「型落ち感」がないのもおすすめのポイントです。
長い歴史と確かな技術、愛され続けるGIOSカラーに包まれたクロスバイクをぜひ試してみてください。
GIOS(ジオス)のクロスバイクについてのQ&A
- 多くのモデルで採用されているGIOSブルー、ホワイト、グレーの中で、ワイズロードでの一番人気は?
- どのカラーも人気がありますが、GIOSブルーが特に人気が高い印象です。
- 通勤通学向けのカスタムにちょうど良い純正品アイテムはありますか?
- 純正品の販売もあります。メーカーからのお取り寄せにはなりますが、ワイズロードでもお取り扱いしています。
- GIOSが気になっている人におすすめの他メーカーは?
- 日本国内メーカーであるKhodaaBloomも、変速機やブレーキなどのコンポーネントにSHIMANO製品を多く採用しています。価格帯もお手頃なので品質と値段のバランスを重視する方におすすめです。