
【解説】cannondale(キャノンデール)クロスバイクの特徴とおすすめの用途
幅広い選択肢からお気に入りの1台を探すには、各車種の特徴や違いを知ってイメージする使い方や予算と照らし合わせることが大切です。
この記事では、種類豊富なcannondale(キャノンデール)のクロスバイクの特徴を専門店の目線からシリーズやモデル別に紹介しています。
ぜひ納得のいくクロスバイク探しの参考にしてみてください。
監修

神山秀雄:ワイズロード 松山店
高校生の頃にスポーツバイクにはまり、ロングライドを中心に時々自転車競技にも参加しております。
車やバイクなどと違い、自分の足で目的地まで行くことができる自転車は様々な経験をさせてくれます。
そんなスポーツバイクを楽しみを一人でも多くの方に伝えていけたらと思います。
目次
cannondale(キャノンデール)は挑戦を続ける世界トップメーカー
キャノンデールは1971年アメリカで創業された、革新的な技術と常識にとらわれない発想で常に業界をリードし続ける世界トップの自転車メーカーです。
Si(SYSTEM iNTEGRATION)コンセプトに基づき、独創性に溢れ、より軽く、より速く、より快適に走るための製品を生産し続けています。
cannondale(キャノンデール)のクロスバイクは初期装備の充実度と豊富なラインナップが魅力
キャノンデールのクロスバイクは、他メーカーと比べてもラインナップが豊富で、フィットネス目的から街乗り、ちょっとした移動に便利なモデルまで多様に展開されています。
太めのタイヤを装備したシリーズや跨りやすいフレーム形状を採用したシリーズなど、初心者から上級者まで、自転車経験や使用用途や細かい要望に合わせて選べるメーカーです。
スピードセンサーやスマートフォン用アタッチメントが標準装備されたモデルが多数あり、フィットネス目的で使用しやすいところも魅力の1つです。
サイコンや専用ケースを用意するだけで必要なアイテムが揃うので、ビギナーでも始めやすいです。
cannondale(キャノンデール)の特徴まとめ
- フィットネスから街乗りまで豊富なラインナップ
- センサーやスマートフォン用マウントが標準装備
- フレーム内蔵型ワイヤーでスッキリしたシルエット
cannondale(キャノンデール)のクロスバイクの価格帯は?
メーカー価格にして7万円台~20万円台と、価格帯の幅も広いです。
10万円以下の取り扱いも豊富で、比較的お求めやすい価格帯の選択肢が広いためビギナーの窓口は広いと言えます。
cannondale(キャノンデール)のクロスバイクのサイズ展開は?
サイズはXS、SM(スモール)、MD(ミディアム)、LG(ラージ)、XL、2XLの6パターンがあり、XSサイズは147㎝から、2XLサイズは200㎝まで対応しており、幅広い身長の方に対応したラインナップがあります。
特に190㎝前後の大柄な方向けのサイズ展開があることは特徴的です。
選ばれる車種によってサイズに若干の違いがあるので、適用身長を確認したり試乗したりして選ぶことをおすすめします。
【シリーズ別】cannondale(キャノンデール)のクロスバイクの特徴を紹介
キャノンデールのクロスバイクは、ゆったりとした走り方から速度を出した乗り方まで対応できる幅広いラインナップが用意されています。
memo
キャノンデールのクロスバイクは、同じシリーズでは番号が若いほどスペックが高くなります。
変速機の段数の数が増える、ブレーキが機械式ディスクブレーキからより利きのいい油圧ディスクブレーキになるなどが具体的な違いです。
スペックが高いほど価格も高くなるので、求める乗り心地や予算と併せて選んでみてください。
Quick(クイック)の特徴を紹介
キャノンデールのクロスバイクの中で一番フィットネス向けのシリーズです。
フレームには軽量なアルミを採用しており、走りを楽しむことができる設計が施されています。
街中から郊外など様々な場面をこの一台で走ることが可能です。
おすすめの用途・ケース
- フィットネス
- 少し遠出のサイクリング
Quick(クイック)シリーズのラインナップ
- Quick6 (クイック6)
- Quick5 (クイック5)
- Quick4 (クイック4)
- Quick3 (クイック3)
- Quick LTD (クイックLTD)
- Quick Women's5 (クイック ウーマンズ5)
- Quick Women's4 (クイック ウーマンズ4)
- Quick Women's3 Remixte (クイック ウーマンズ3リミックス)
Quick Neo(クイックネオ)の特徴を紹介
Quickの車体に電動アシスト機能を装備したシリーズです。
上り坂や長距離走行でも体力に頼らずとも走りを楽しむことができるので、脚力に自信がないけどフィットネス向けのクロスバイクの走り心地を楽しみたい方におすすめです。
おすすめの用途・ケース
- フィットネス
- 少し遠出のサイクリング
- 坂の多い道
Quick Neo(クイックネオ)のラインナップ
- Quick Neo (クイックネオ)
「LTD」とはどういった特徴のモデルに共通していますか?
「LTD」の表示はカラーリングが特別仕様のモデルに共通しています。
パーツ構成などは同じ名前のモデルと同じなので、他にはない特徴的なカラーリングをお求めの方はぜひチェックしてみてください。
Bad Boy(バッドボーイ)の特徴を紹介
フロントフォークが左側しかない唯一無二の形状をしたシリーズです。
タイヤは取り回しがしやすいように少し小さいところもおすすめポイント。特徴的な自転車で注目を浴びたい方や、街中をアグレッシブに走りたい方にぜひ試していただきたいクロスバイクです。
おすすめの用途・ケース
- 街乗り
- アーバンライド
Bad Boy(バッドボーイ)シリーズのラインナップ
- Bad Boy3 (バッドボーイ3)
- Bad Boy3 (バッドボーイ3)
- Bad Boy2 (バッドボーイ2)
- Bad Boy1 (バッドボーイ1)
Adventure(アドベンチャー)の特徴を紹介
クッション性の高いサドル、衝撃を吸収するフロントサスペンション、跨りやすいフレーム形状など乗り心地の快適性に特化したシリーズです。
カラーリングもカジュアルで、街中や公園でのサイクリングなど、ちょっとした移動にちょうどいいクロスバイクです。
おすすめの用途・ケース
- 街乗り
- 普段使い
Adventure(アドベンチャー)シリーズのラインナップ
- Adventure2 (アドベンチャー2)
- Adventure1 (アドベンチャー1)
- Adventure EQ (アドベンチャーEQ)
「EQ」とは標準装備が充実したモデルのこと
「EQ」はフェンダー(泥除け)、リアキャリア、フロントバスケットなど、クロスバイクでは通常標準で装備されていないアイテムが最初から装備されているモデルです。
装備品はモデルによって異なるので各シリーズでご確認ください。
Adventure Neo(アドベンチャーネオ)の特徴を紹介
Adventureの良いところはそのままに、坂道や停車状態から加速が必要なところはモーターの力でアシストしてくれるのでより楽に走ることができます。
足腰が弱い方や家の近所に坂道が多い方にお勧めのシリーズです。
おすすめの用途・ケース
- 街乗り
- 普段使い
- 坂の多い道
Adventure Neo(アドベンチャーネオ)のラインナップ
- Adventure Neo3 EQ(アドベンチャーネオ3EQ)
Treadwell(トレッドウェル)の特徴を紹介
スポーツバイク独特の前傾姿勢が怖い方でも乗りやすいように、少し上体を起こして乗れるシリーズです。
カゴ、泥除け付きのモデルもあるので、デイリーユースにちょうどいい気軽に乗れるクロスバイクです。
おすすめの用途・ケース
- 街乗り
- 普段使い
Treadwell(トレッドウェル)シリーズのラインナップ
- Treadwell3 (トレッドウェル3)
- Treadwell3 LTD (トレッドウェル3LTD)
- Treadwell2 (トレッドウェル2)
- Treadwell2 LTD (トレッドウェル2LTD)
- Treadwell EQ (トレッドウェルEQ)
【2023年】cannondale(キャノンデール)のクロスバイクの新モデルの紹介
前年モデルとのスペック面での大きな違いはありませんが、カラーリングが2023年仕様に刷新されました。
また入荷時期によっては、変速機やブレーキなどのコンポーネントのブランドが異なる場合があります。
新モデルのラインナップ
- Quick6 (クイック6)
- Quick5 (クイック5)
- Quick4 (クイック4)
- Quick3 (クイック3)
- Quick Women's5 (クイック ウーマンズ5)
- Quick Women's4 (クイック ウーマンズ4)
- Treadwell3 LTD (トレッドウェル3LTD)
- Treadwell2 (トレッドウェル2)
- Treadwell2 LTD (トレッドウェル2LTD)
【ワイズロード取扱い】cannondale(キャノンデール)のクロスバイクを紹介
Quick(クイック)
Bad Boy(バッドボーイ)
Treadwell(トレッドウェル)
まとめ|キャノンデールのクロスバイクは多様なニーズに寄り添うラインナップ
跨りやすい車体や、太いタイヤが装備された車体など多様なラインナップが揃っているブランドなので、使い方や欲しい機能で候補を絞り込むことできっと気に入った1台が見つかります。
特にスピードセンサーやスマートフォン用アタッチメントが装備されている車体も多数あるので、特にフィットネス向けのクロスバイクをお探しの方はぜひ検討してみてください。
ワイズロードではcannondaleのクロスバイクをはじめ、様々なメーカーのスポーツバイクを種類豊富に取り揃えています。
クロスバイク選びに悩んだらぜひ一度ご相談にお越しください。
cannondale(キャノンデール)のクロスバイクについてのQ&A
- クロスバイクのメーカー選びのポイントは?
- 各メーカー各モデルにそれぞれ特徴がありますが、まずは好みのデザインや色を中心に選ぶと良いでしょう。デザインだけでは絞りきれなくなった段階で、思い描いている乗り方にマッチした機能の車種を選ぶことをおすすめします。
- キャノンデールが気になっている人におすすめの他メーカーは?
- 同じアメリカブランドで種類も豊富なTREK(トレック)や、太めのタイヤが採用されたBIANCHI(ビアンキ)のC SPORTで悩む方が多いです。カラーやスペックと値段のバランス、購入のしやすさなどから比較、検討してみてください。
- 女性におすすめのモデルは?
- 「Quick」シリーズにWomen'sモデルが展開されています。XS、SMサイズの取扱いがあり、女性が乗りやすい規格に調整されています。