
【専門店が選ぶ】人気のおすすめボトルケージ6選|ペットボトル対応品やカーボンモデルを紹介
ボトルケージはサイクリングが快適になる以外に見た目のカスタム要素もあり、ロードバイクやクロスバイクに乗るなら最初に揃えたいアイテムの一つです。
ボトルケージは種類(ペットボトル用/サイクルボトル用)のほかカーボンやアルミなど素材も豊富で、「かっこいい」と見た目だけで選んでしまうと用途に合わない場合も。そこでこの記事では購入前に知っておきたいボトルケージの選び方やかっこいいボトルケージを選ぶコツなどをスポーツバイク専門店スタッフが解説します。
また人気のおすすめボトルケージ6選もまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
監修

山田悠太:ワイズロード 新橋店
自転車には色々な楽しみ方があります。お客様が自転車と楽しい時を過ごせるようお手伝い致します!
目次
ボトルケージは初心者から上級者まであらゆるサイクリストにおすすめ
ボトルケージはドリンクホルダーとも呼ばれ、ペットボトルやサイクルボトルなどを車体に装着できる便利なアイテムです。手間なく水分補給ができ、さらに身軽になれるので長距離長時間のライドだけでなく軽めのサイクリングや街乗りにも役立ちます。
ボトルケージは便利!
- 走行中でも水分補給したいときにすぐボトルを取り出せる
- 身に着ける荷物を減らせるので肩や腰への負担がない
- バッグ入らずで夏の汗対策にもつながる
さらに車体の中心に取り付けてアクセントとして見た目をかっこよくする効果もあるため初めてのカスタムとしてもおすすめです。
- 人気のおすすめボトルケージ6選
ボトルケージの選び方
ボトルケージは見た目も肝心ですが、種類や素材が様々あるので用途にあったものを厳選するのも選ぶ時のポイントです。それぞれの違いや選び方を解説します。
種類を選ぶ|ペットボトル用、サイクルボトル用、兼用
ボトルケージはペットボトルやサイクルボトルなどにあわせて種類(規格)が展開されています。
それぞれサイズが異なるため、自分の使い方にあわせて選びましょう。
- ペットボトル専用
軽くて安価なアルミ製が多く、街乗りや軽めのサイクリングでペットボトルで水分補給をする方にぴったりです。 - サイクルボトル専用
デザインや素材などの選択肢が豊富です。本格ライドでサイクルボトルを使う予定の方や見た目で選びたい場合に最適。 - 両対応の兼用タイプ
どちらのボトルも取り付け可能な*サイズを調整できる兼用タイプです。様々なボトルを取り付けることができるため、用途が決まっていない最初のボトルケージとしてもおすすめできます。
素材を選ぶ|樹脂製、アルミ製、カーボン製
ボトルケージは様々な素材で作られています。中でも樹脂、アルミ、カーボン製のものが多いです。それぞれの特徴を解説します。
▶初心者やおしゃれを楽しみたいなら樹脂製ボトルケージ
樹脂(プラスチックなど)でできたボトルケージは安くてカラーバリエーションも豊富に展開されています。ボトルを出し入れしても比較的傷つきにくいのもメリットです。初めてボトルケージを導入する方やおしゃれな見た目のものを探しているのであればぜひチェックしてみてください。
▶固定力の高さと振動を抑えるアルミ製ボトルケージ
アルミ製ボトルケージは強度が高く、しっかりと固定されるのが魅力です。オフロードなどガンガン走る場合にも向いています。
▶軽量なレーシングタイプ!カーボン製ボトルケージ
軽さを求めるならカーボン製のボトルケージがおすすめです。レース用として選ばれることも多く、空気抵抗を抑えたレーシングタイプも多く展開されています。
かっこいいボトルケージを選ぶコツは「車体とのバランス」を見る
おしゃれに決めたいならフレームのデザインにあったボトルケージを選びましょう。
ボトルケージの見た目だけで選ぶよりも全体のまとまりが出てかっこよく仕上がります。
▼カスタム例
- フレームの太さにあわせる
細いクロモリフレームに細身のボトルケージでスタイリッシュに - フレームとボトルケージを同じ色合いで統一する
グラデーションを揃えた一体感のあるチョイス - 差し色にするならバイク全体の色が3色程度に収まるよう意識する
ハンドルバーとあわせて差し色をプラス
取り出しやすさ重視なら横差しタイプがおすすめ
ボトルケージの形状は基本的に上に引き抜く設計になっています。ただフレームサイズが小さい場合など上に抜き差しするスペースが少ない場合に役立つのが横差しタイプのボトルケージです。
横差しタイプは左右どちらかに口が開いていてサイドからボトルが取り出しやすく、クイックに抜き差しができます。
ボトルケージの人気メーカー4選
ELITE(エリート)

イタリアの自転車アクセサリーブランド。プロチームも使用するほど品質が高く、ボトルケージもレース向きの製品が多く展開されています。ボトルもプロチームモデルがありバリエーション展開も豊富なため、同じメーカーで揃えたい場合にもおすすめです。
SUPACAZ(スパカズ)

アメリカにあるカスタムパーツの王道ブランドです。発色が良くカラフルなボトルケージが揃っていておしゃれを楽しむ人に選ばれています。人気のオイルスリックカラーは派手でかっこよく、見る角度で色味が変わる美しさが魅力です。
TOPEAK(トピーク)

ボトルケージのほかに、サイクルバッグや専用工具など機能性の高いパーツアクセサリを展開する台湾ブランドです。あらゆるサイズに対応できる調整タイプといえばTOPEAKともいえるほど、兼用ボトルケージの中でも有名な「モジュラーケージⅡ」は初心者・上級者問わず多くのサイクリストが愛用しています。
Bontrager(ボントレガー)

大手スポーツバイクブランドTREK(トレック)傘下のパーツ・アクセサリメーカーです。環境に配慮したリサイクル素材のモデルや様々な車体にあうよう黒だけで3色(マット・グロス・チャコール)を有するモデルなど、形状だけでなく素材や色味にもこだわったボトルケージが展開されています。
人気のおすすめボトルケージ6選
千差万別なボトルケージの中でも、代表的なモデルをご紹介します。
ペットボトル用ボトルケージ1選
サイクルボトル用ボトルケージ3選
ペットボトル・サイクルボトルが使える兼用のボトルケージ2選

ボトルケージは見た目、素材などとにかく種類が多いです。ぜひ商品一覧からお好みのモデルを探してみてください!
ボトルケージはダボ穴があれば取り付け可能
フレームに2つのダボ穴(約64mm間隔)が設置されていれば取り付け可能です。ほとんどの場合、ダウンチューブやシートチューブにあります。
ダボ穴がない場合は後付けパーツを利用しよう
ダボ穴がなくてもボトルケージは取り付け可能です。バンドで取り付ける後付け台座やサドル後ろにつけるパーツ(ブラケット)を利用してボトルケージを装着します。
①バンドで取り付ける後付け台座
ボトルケージを取り付けできるバンドを車体に巻き付けて使います。
▼参考商品
②サドル後ろにつけるパーツ(ブラケット)
サドルに後付けするブラケットを利用し、ボトルケージを装着することができます。ボトルケージの増設ができるだけでなく空力性能を求めて利用する人も多いです。
▼おすすめ商品
ボトルケージの取り付けは簡単
フレームにあるボトルケージの取り付け穴をダボ穴に合わせ、ボルトで固定するだけです。必要な物は六角レンチで、サイズは4mmの物が多いですが3mmや5mmの物もあります。
こだわり派はボトルケージボルトも選んでみよう
基本的にボトルケージのボルトは車体に付属しているため別途用意する必要はありませんが、見た目をより自分好みにしたい方はボトルケージボルトも選んでみましょう。
ボトルケージ用として売られていて、サイズがM5(0.8mm)であれば使うことができます。
まとめ|ボトルケージは便利で見た目も変えられるカスタムアイテム!
ボトルケージは便利なだけでなく、最も簡単なカスタムの一つでもあります。高価な物を選ぶ必要はありません。まずは手ごろな物を試してみてください。少しでも興味があるのであれば、是非一度取付けてみてはいかがでしょうか?
ボトルケージのよくあるQ&A
- ボトルとボトルケージのブランドは同じほうがフィットしますか?
- その傾向はあります。しかし同じメーカーでもモデルにより差がある場合もあり、一概には言えません。フィット感に関しては店舗スタッフに相談するか現物合わせが確実です。