4,000時間以上かけて行われた風洞実験、ラボと公道におけるテストを含む、すべてのプロセスの頂点に位置する新しい「SPEED」
FULCRUM ( フルクラム ) ロードバイク用ディスクホイール SPEED 57 DB 2WAY センター ( 前後セット ) シマノHG 622x23 ［対応タイヤ幅目安:25-55mm ］
商品特徴
FULCRUMホイールの新章。SPEED 42 / SPEED 57
The start of a new era
Speed 42
Speed 57
NEW SPEED
答えは非常にシンプルです。すべての点で、最良。
新しいSPEED 42 / SPEED 57は、FULCRUMの新時代、そして新しい次元へのステップであり、形状（Form）と機能（Function）の基本的な相乗効果の成果で、4,000時間以上かけて行われた風洞実験、ラボと公道におけるテストを含む、すべてのプロセスの頂点に位置するものです。
エアロダイナミクス、転がり抵抗、軽量性、安全を損なわない操作性といった点で、最高のパフォーマンスを獲得するために、7種類のリムを用意し、複数の組み合わせを試みながらテストを行いました。
An evolution without compromises
新しいリム、ハブ、スポークを組み合わせ、42mmバージョンで1,410g、57mmバージョンで1,495gのパーフェクトなホイール・システムが誕生しました。
グラフィックは完全に一新され、Form Function Fulcrum *1の新しいブランド・コンセプトを反映しています。ミニマルで、同時に洗練されたデザインを身にまとい、全てのテクノロジーを表したアイコンが刻まれています。
*1 Form Function FulcrumはFULCRUMの新たなブランド・コンセプト
The rim
新しいSpeedは、以前の40mmと55mmに代わって、42mmと57mmのプロファイルが用意されています。一方、インナー・リム幅は19mmから23mmにワイド化されました。
新しいワイド・リムは28mmのタイヤを組み合わせると、理想的なエアロダイナミクス、転がり抵抗の低減、快適性の向上の点で、最高のパフォーマンスを発揮します。向かい風の風洞実験におけるエアロ効果の平均は、インナー・リム幅19mmのリムに比べて10％も向上しました。
リム・ハイトが高くなったにもかかわらず、操作性は大幅に向上。FULCRUMは特別な研究プロジェクトを立ち上げ、方向を転換する際にホイールが消費するエネルギーと、回転と傾斜に基づくたわみなどの変形を考慮に入れた公式を定義しました。計測データによると、新しいSpeedは前モデルに比べて17％も操作性が向上していることが確認されました。
内側のリム・ベッドにはMo-Mag™テクノロジーによりスポーク穴がなく、リム・テープを装着ぜずに、2-ウェイ・フィット? チューブレス・リムとして使用することができます。従来からのフックを採用し、市場におけるほとんどのチューブ・タイプとチューブレス・タイプのタイヤを使用することができ、最大の安全性を保証します。
リムに穴がないため、全周にわたって同じ剛性を維持することが可能で、衝撃に対する抵抗力を大きく高めています。ニップル穴はモールドの中で成形され、従来のようにドリルで穴を空けることはありません。カーボン・ファイバーをカットすることがないため、リムの構造を強化することができます。
リムはFULCRUMの独自仕様のレジンとファイバーで製造され、今までのバージョンと異なり、FF100 ハイ・モジュール・ユニディレクション・ファイバーの新しいコンポジット・ミックスを採用しています。数えきれない実験を経て、我々はファイバーの適正な積層や、非常に精密なレジンの調整と共に、カーボン・ファイバーのパーフェクトな組み合わせに到達することができました。そして適切な弾性範囲で機能し、トップ・カテゴリーのパフォーマンスと素晴らしいライド・フィーリングを体感できる最高のホイールを開発したのです。
さらに、特許取得のDRSC™（ディレクショナル・リム-スポーク・カップリング）システムを採用し、特別なプラスチック製サポートをニップルとカーボンリムが接する部分に埋め込んでいます。ニップルに掛かるストレスを均等に分散させ、潜在的な電解腐食のリスクを取り除くことで、システムの剛性と耐久性を大きく向上させています。
インナー・リムには、C-LUX™ テクノロジーを採用。艶やかかつ、容易なタイヤの装着と最適な嵌合を可能にします。一方、リム表面はDIMF™（ダイレクト・インモールド・マット・フィニッシュ）テクノロジーが採用され、マットに仕上がっています。精密に積層されたカーボン・ファイバーが見て取れ、直接レーザーで刻印されたグラフィックとワンポイントの超薄膜メタル・ラベルが特徴です。
The spokes
新しいSpeedには、専用に設計されたφ2 / 1.6 / 2mmと、φ2 / 1.7 / 2mmのエアロダイナミック・フラット・スポークが24本使用されています。スポーク組みはTWO-TO-ONE SPOKE RATIO? システムを採用し、機械的に大きなストレスが掛かるエリアにはダブルでスポークを配置して、エネルギーの分散を防ぎながら、ねじれ方向の力に対抗します。
フロントはディスク側に16本、反対側に8本配置し、リアは変速によって増幅される力に対抗するため反対の配置を行っています。この独自の設計によって、完璧なスポーク・テンションと相まり、ねじれに対する高い剛性を生み出し、ペダルからのパワーを最大限伝達します。転がりや傾きから生じるエネルギーから解析した、屈曲による変形やねじれによる変形については、新しいSpeedは以前のモデルに比べて10％も性能が向上しました。
スポークはハブとリムの間で一直線につながり、スポーク同士の接触はありません。これによってパフォーマンスは向上し、ホイールの長い製品寿命が保証されます。これはFULCRUMの製品哲学を表すキー・ポイントのひとつであり、他のすべての製品に採用されています。
The hubs
ハブは以前のモデルより精密で軽量なフリーホイール・メカニズムを備えるために、完全に再設計されました。
前の世代に比べて、フランジのサイズは40％、ボディーは10％小さくなり、ねじれに対する剛性を損なうことなく、エアロダイナミック性能を向上させました。
カップ&コーン式のベアリングにはUSB™ システム（セラミック ウルトラ・スムース・ベアリング）が採用され、優れた回転性能を獲得しています。ハブ・システムには航空機グレードのアルミ製アクスルが使用され、高い精度をもって動作することで、パフォーマンスと耐久性が大きく向上しました。
FULCRUMのホイールは、他社の製品に見られるような追加のアダプターやスペーサーをアクスルに使用することはありません。常に完璧な精度で動作する、高剛性のシステムを作り上げています。フリーホイールのラチェット・システムは、歯の数を36枚に増やして大きくなり、強化されています。カンパニョーロ N3W、シマノ HG、スラム XDR ボディーがそれぞれ用意されています。
新しいSpeedが備えているすべてのテクノロジーとアドバンテージを詳細に説明することは、このページだけでは不十分です。サイクリストに本当にお伝えしたいことは、この新しいホイールがもたらすパーフェクトなライド・フィーリングです。軽量性、操作性、エアロダイナミクス、反応性といったホイールに必要な要素は、今までバランスの取れた状態で存在することはありませんでした。しかし、このホイールは形状と機能の点でパーフェクトな相乗効果を発揮し、すべての点で満足できるパフォーマンスを獲得しました。
仕様
| SPEED 42（スピード42） /SPEED 57（スピード57） | |
| タイヤタイプ | 2-WAY FIT（クリンチャー / チューブレス） |
| タイヤサイズ | 700C |
| ASTMカテゴリー | 2 |
| 重量 | 1,410g（SPEED 42）、1,495g（SPEED 57） |
| リムマテリアル | FF100フルカーボン、DIMF（ダイレクト・インモールド・マット・フィニッシュ）、C-LUX フィニッシュ |
| リムハイト | 42mm / 57mm |
| リム幅 | 29.3mm |
| インナー・リム幅 | 23mm |
| ブレーキ・システム | ディスクブレーキ |
| ブレーキ規格 | AFS（センターロック） |
| アクスル | HH12-100（フロント） / HH12-142（リア） |
| スポーク | TWO-TO-ONE、ステンレス、ダブル・バテッド、エアロ、ストレート・プル F/24 R/24 |
| ニップル | アルミニウム、Mo-Mag |
| フロントハブ | アルミ製 |
| リアハブ | アルミ製 |
| ベアリング | USB セラミック・ベアリング |
| 重量制限 | 120Kg（ライダー、バイク、アクセサリーの総重量） |
タイヤシステムの性能比較表
| tire + butyl inner tube |
tire + tpu inner tube |
tubeless ready |
|
| rolling resistance | ●● | ●●●● | ●●●●● |
| comfort | ●●● | ●●●● | ●●●●● |
| lightness | ●●● | ●●●● | ●●● |
| ease of use | ●●●● | ●●●● | ●●● |
※商品詳細・仕様サイズのページは、上部タブにて切り替えることが出来ます。
FULCRUM (フルクラム) ブランドヒストリー
最高のパフォーマンスを発揮するホイールを開発するホイール専業ブランドフルクラムは、世界中のトップライダーやサイクリストからのフィードバックに応え、新しいプロジェクトを想像します。最高の素材を選び、ディティールに拘り、テクニカルソリューションに心血を注ぐことで、フルクラムは絶対的なベンチマークとなりました。
2004年、フルクラム・ホイール・プロジェクトは自転車をこよなく愛する若い航空宇宙工学エンジニアたちの、革新的なアイデアから誕生しました。エンジニアたちは当時マーケットに存在する製品を分析し、その結果、改善の余地が大いにあると感じました。そこで航空宇宙工学の知識を活用し、用途を特化した新しいホイールの設計に取り掛かりました。
間もなくこのプロジェクトからプロトタイプ・モデルが生まれ、テストの結果、競合製品を凌ぐすばらしい成果が得られました。チームはこの結果に満足し、最高の素材を選び、可能な限りの最先端技術を駆使して製品を作り上げマーケットに送り出しました。
中でも最初のトップレンジモデルとして登場したRacing 1は、ハイテクでアグレッシブなスタイルを持ち合わせ、全てのレーシングコンディションに容易に適応する独創的なホイールです。リムは3度におよぶ表面仕上げ処置によって軽量化を図られ、リム断面の上側ブリッジには、スポーク穴がありません。スポーク穴の排除による効果は、単にリムテープが必要ではない＝軽量化というだけでなく、ねじりに強く、垂直方向の弾性にも優れたリムを生み出しました。
加えてRacing 1のスポークにはリムに近くなるほど広くなる、変形断面のエアロダイナミックデザインを採用。これにより、空気抵抗の原因となっていた空気渦の減少に成功しています。
また、フルクラムのホイールは、当初より外周の質量をリムの継目と釣り合わせる特別なリム設計「ダイナミック・バランス・テクノロジー」により作られています。この技術により、ホイールのダイナミックバランス（動的回転バランス）を得て、スムーズで歪みのない回転を実現しています。
このようなテクノロジーは時代と共に姿を少しずつ変え、UDフルカーボンリムやディスクブレーキ仕様の現代的な最新のフラッグシップホイールにも息づいています。
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特価商品についてのご注意事項
旧品、型落ち、在庫処分、長期展示品などの理由による特別価格となります。
ご注文の際は以下詳細をご了承いただいたものとしてご対応させていただきます。
- 汚れ、変色、小キズ、経年変化等が見られる場合がありますが、安全なご使用上問題になるような不具合はございません。
なお輸入品は各ブランドの基準に基づき品質管理がされており、品質検査に合格したもののみ取り扱っております。 - 外箱などの商品パッケージは汚れや傷がある場合や付属しない場合がございます。
ご返品・交換について
安全なご使用に影響のある重大な機能的欠陥など特別な場合を除き、ご返品・交換はお受けできません。
ライトなど電池を使用する製品につきまして、付属の電池はテスト用のため、電池切れを理由としての返品・交換もお受けできません。
ヘルメットについて
長期保管されている商品もございますが、ヘルメットの耐用年数は屋外での使用開始から3年程度であり、ご利用には差し支えありませんのでご安心ください。なお、製造年月日に関するお問い合わせは一切対応致しかねますのでご了承下さい。
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製品画像はイメージサンプルとなり、実物とは異なる場合があります。 また色味はモニターや照明などで実物と異なる場合があります。 メーカ都合により仕様や重量は個体差や改良により変更される場合があります。 合わせまして、製品精度・使用状況に影響のない塗装ムラなどがございますので予めご了承ください。