ヒルクライムでチェーンテンションがかかった際、作用する固体潤滑剤
株式会社スミス / SMITH オイル テフロイド 195 110ml
商品特徴
抵抗軽減の切り札「Tefloid」
ヒルクライムでチェーンテンションがかかった際、作用する固体潤滑剤 世界最小の摩擦係数 PTFE 粒子
常温でも作用する固体潤滑剤「Tefloid テフロイド」
数多のチェーンオイルに含まれている極圧添加剤は、高温にならないと作用いたしません。
塩素系、リン系、硫黄系がほとんどを占めます。しかし自転車チェーンがおかれる環境は、猛暑の夏場でも気温40℃程度であり極圧添加剤が作用する温度には到達しません。
しかしチェーンの潤滑状態は、ストライベック曲線における境界潤滑の領域であって金属同士が直接触れて乾燥摩擦することを避ける必要があります。
この様な摩擦条件において確実に作用する固体潤滑剤がTefloid PTFE粒子
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「Tefloid テフロイド の使いかた」
1.よく振って攪拌してください。
テフロイド PTFE粒子は、基油に溶解しているわけではなく粒子が液中に分散している状態です。(分散コロイド) よって揺らさず安静にした状態で時間が経過すると沈殿します。 ご使用になる直前に「よく振って攪拌」して下さい。
2.油膜を切らさないでください。
金属同士が接触する箇所での摩擦を軽減するには、第一に油性を作用させることです。 そのためには、金属表面が常に油によって湿潤な状態である必要があります。
3.気温によって粘度をかえて下さい。
日本の四季の気温の変化 −5℃〜+35℃ 程度の幅であっても基油の粘性は大きく変化します。 潤滑箇所に基油が居つづけるために「夏は粘度を高く」するなどの調節を行って下さい。
4.チェーンローラー内部まで確実にPTFE粒子を侵入させるには、真空注油を行う事が理想的ですが難しい場合 Inside87 など基油の粘度が低い Tefloid をローラー部分に注油後に OutSide195 など粘度の高い Tefloid をチェーンプレートに注油するなどの工夫が有効です。
5.注油前にチェーンを洗浄し水分は除いてください。
グラベルでなくても走行すれば、チェーンには細かな粉塵が付着します。 また磨耗によって金属粉も発生します。 これらを洗油によって取り除いて下さい。
「なぜ白色の粒子が摩擦を軽減するのか?」
Tefloid PTFE粒子 は、フッ素原子と炭素原子のみからなる分子構造をしています。
化学的に安定していて優れた耐薬品性を示します。そして世界で一番、摩擦係数の小さな物質としてギネスブックにも登録されています。
チェーン潤滑において 例えばプレート同士が摩擦する場合、2つのプレートの接点は油膜によって少し浮いている状態です。(ストライベック曲線でいう混合潤滑の領域です。)
油膜によって稼がれた金属同士の僅かな隙間に基油に浮遊していたTefloid PTFE の粒子が入り込んでいった瞬間、接点で発生している大きな圧力によって Tefloid PTFE 粒子が潰され金属間に滑り込むことで摩擦が低減されます。
この「微小すき間への導入」を実現するには、基油に Tefloid PTFE 粒子が浮遊拡散している状態が極めて大切です。
このために基油の粘度を環境温度(気温)によって調節することが求められます。
サラサラとしたチェーンオイルは、いかにも抵抗が少ないようなイメージがありますが、夏場の気温が高い状況では、粘度が下がってしまい油膜切れを起こしてしまいます。
逆に冬場の低温下で粘度が高いと微小なすき間に入り込むことが難しくなります。
難しいことを言っているようですが実は、乗ってみれば解ることなのです。
油膜形成がまずいチェーンでは、注油したのにギシギシとした感覚があります。
逆に油膜形成が巧くできたチェーンでは、登坂時などに滑らかな感覚をうけます。
またチェーンの金属表面の粗さにも左右されます。
磨耗していない新品のチェーンは、表面粗さが小さいため粘度の低い基油で十分に油膜が形成できますが使い古されたチェーンは、磨耗によって表面粗さが大きくなっているのでこの金属表面に油膜を形成するためには、より粘度の高い基油が必要になります。
仕様
品名 | テフロイド87 | テフロイド195 |
粘度 | 春秋 InSide |
夏 OutSide |
容量 | 110ml | 110ml |
Stand Firm, Smith! 目標の実現に明確な道筋を
株式会社スミスは、私が1992年に個人事業としてスタートした競技用自転車製造事業が2004年に法人化を致しまして今現在に至ります。
1992年当時は、ドラフターによる手書き図面を汎用旋盤とフライス盤で工作してお客様一人ひとりの体格に合わせた競技用自転車フレームを製造しておりました。
材料は、クロームモリブデン鋼からアルミニウム合金へと進化して1999年には、フレームの一部をカーボンファイバーを用いた製品を製造するに至りました。
このアルミニウム合金製の極端に薄いパイプを用いたフレーム単体重量990gを誇る製品は、日本代表選手が駆りアジア選手権大会で金メダルを獲得、日本新記録を樹立するほどでした。
7年間ほどの立ち上げ期間でこのような高度な技術開発が出来たことは、今でも私の誇りに思うところであります。
<株式会社スミスさまHP 会社案内 社長メッセージより引用>
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