前代のC64から4年ぶりとなるC68はラグド製法を引き継ぎながら、全く新しいコンセプトのもとにデザインされています。
Cシリーズ最大の特徴であるラグとチューブの構成パーツを見直し、より自由度の高い設計を可能にしました。
チューブとラグを一体化させるモジュールストラクチャー製法により、フルモノコックでは難しい緻密なサイズ調整が可能となり、 理想的なフレーム設計を行えるようになりました。

また新たな構造はフレームデザインの一新にもつながっています。
接合部分は塗装により滑らかに整えられ、その美しさが際立ちます。
イタリア、カンビアーゴの工房で職人の手作業により1本1本、丁寧に作られるこだわりの製法は変わっていません。
理想のフレームを作り上げるために大胆なブラッシュアップを行いながらも、最高品質の製品作りのために情熱を傾けるコルナゴの フレームに対する姿勢が窺えます。

フォークコラムは前代までのD形状から丸型へ変更することにより剛性を高め、軽量化を実現

シフトケーブル、ブレーキケーブル共に完全なインナー化が図られている

ボトムブラケットは前代までのスレッドフィット82.5からネジ切り式のT47に変更することによりメンテナンス性が向上

重量は510ｓサイズ（塗装なし、スモールパーツ付属なし）で930ｇ(+/-10g)なっており、C64と比較し40-50g軽量化

ヘッドセット内側に10機能コンパクト工具を搭載

ダウンチューブにはNFTタグが貼られており、スマートフォンのアプリで車体情報が管理可能。
COLNAGOスマートカードを使用することでフレームの真贋性、所有者証明、仕様証明などオーナー情報にアクセスできる。