ランドナーは多くの荷物を載せて長距離を快適に走れるツーリング向けのスポーツバイクです。
古くからある伝統的な自転車で、現在では製造メーカーが少なく街中でもなかなか見かけません。
その希少性とレトロな見た目、そして扱いやすい頑丈さが評価され、あまり流通していないもののいまだに一定の人気を誇ります。
この記事では
など、ランドナーについて一挙に解説します。
ぜひご覧ください。
目次

ランドナーの魅力は思い思いの自転車旅ができることです。
自転車に着替えなどの荷物を乗せて身軽に日帰り観光、テントを積み何日も泊りながら日本一周、バーナーなどの道具を積んでキャンプなどあらゆるツーリングが楽しめます。
自転車を持って電車に乗る「輪行」も可能です。
ランドナーは荷物の積載と長距離走行が楽になるよう随所に工夫がされています。
また伝統的なジャンルのため、思わず心がくすぐられるビンテージスタイルも人気の理由です。

ランドナーのフレームは頑丈なクロモリ素材を採用することが多いです。
クロモリは鉄の一種で、たくさんの荷物を載せても耐えうる強度があります。
さらに素材自体に衝撃吸収力があるため長距離走っても疲労度が抑えられるツーリング向きのフレームです。
通常スポーツバイクはキャリア取付できない車体も多いですが、ランドナーは前後キャリアが取り付けられます。
より大きな荷物が載せられるようになり便利です。
ランドナーはドロップハンドルの中でも「丸ハンドル」と呼ばれる種類でフレア形状のハンドルを採用しています。
荷物の積載や長距離に向くまさにツーリングのためのハンドルです。
横から見たときにきれいな弧を描く種類のハンドルです。
ハンドルの先がハの字に広がっている形状のことをフレアといいます。

通常ギア変速はハンドル周りに付いていることが多いですが、ランドナーはフレームにあるWレバーで変速します。
Wレバーは昔ながらの変速機でビンテージバイクらしいスタイルです。
シンプルな構造のため自分で修理もしやすく、旅先での思わぬ変速トラブルにも対処できます。

ランドナーはトリプルギアを備え、ロードバイクやクロスバイクよりも幅広い変速調整が可能です。
登坂ではギアを軽くして楽に、ときにはギアを重くしてグングン進むなど環境にあわせたギアを選ぶことで走りやすく体への負担を軽くできます。
小さな疲労でも長距離だと走りに影響してくるため、トリプルギアはツーリングに必要不可欠な装備です。
ランドナーはカンチブレーキを採用しています。
カンチブレーキは古くから自転車に使われてきたブレーキです。
最近主流のディスクブレーキやVブレーキに比べて効きは劣りますが、構造がシンプルで修理しやすく、泥づまりが起きにくいといったメリットがあります。
性能はもちろん、伝統的なバイクとして”ロマン”ともいえる特徴的なパーツです。
愛車の面倒を見ながら一緒に走るランドナーならではの楽しみともいえるかもしれません。
ランドナーは丈夫で太めのタイヤがついています。
乗り心地がよく衝撃吸収力が高いです。
長く走るとどうしてもお尻が痛くなりますが、この太いタイヤのおかげで快適に走行できます。
また多少の悪路にも耐えられるため山や峠越えもしやすいです。
ランドナーのタイヤはほかのスポーツバイクと違い、一般車(ママチャリ)と同じサイズが使われます。
スポーツバイク用タイヤより普及していて手に入れやすいためメンテナンスがしやすいのも利点です。
どちらもドロップハンドルのため似ているように見えますが、作りや得意な用途がまったく異なります。
ランドナーはツーリングに特化した自転車です。荷物を積むために太いタイヤで丈夫だったり、シンプルで修理しやすい昔ながらのパーツが採用されていたりします。
比べてロードバイクは速く走るための自転車で、車体の軽さを重視していてタイヤも細いです。
| ランドナーはこんな方におすすめ |
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| ロードバイクはこんな方におすすめ |
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ランドナーは街乗りにも向いています。
走りのスピードはロードバイクやクロスバイクに劣るものの、街乗りで便利なアイテムを備えていて乗り心地も快適です。
普段は通勤通学に使いつつ、休日にはツーリングも楽しみたいという方にもおすすめします。
▼こちらの記事では実際にランドナーを通勤用として購入された方の1台をご紹介しています。

ランドナーは製造メーカーが少なく、ほかの自転車のような組立済みの「完成車」として販売されているモデルは片手で数えるほどです。
ラインナップの中から予算と見た目の好みで選びましょう。
ランドナーの相場は10万円前後ですが、中でも価格が高いものは変速機などのパーツやフレームのグレードが上がる傾向があります。
より扱いやすく快適になるので、本格的なツーリングを楽しみたい方はグレードが高いものを選ぶのもよいでしょう。
あとはラインナップが少ないからこそ見た目で決めるのもおすすめです。ランドナーは自分で修理もできて長く付き合えるパートナー。好きな見た目だとより愛着が沸き大切に乗ることができます。
時代の流れもありますが、「ツーリングバイク」「グラベルロード」といったツーリングにも使える現代的なパーツを搭載した自転車に代替されていることも一因です。
規模が縮小した現在では、完成車ではなくハンドメイド(フルオーダー)で自分好みのランドナーを求める人もいます。
ここでは自転車として組み立てされた完成車のランドナーをご紹介します。

数少ないランドナーメーカーの一つです。
オーダー品がメインのランドナーメーカーが多い中、アラヤは組み立てされた完成車をラインナップしています。
手軽にランドナーを手に入れるならアラヤしかないと言ってもよいでしょう。
ランドナーはとても魅力的な自転車ですが、多くの選択肢から選びたい場合はフルオーダーが基本です。ただオーダーするにも知識が必要なため挑戦の敷居が高いのも事実。
ここではツーリングにおすすめのスポーツバイクをご紹介します。
どれもランドナーと比べると現代的なパーツを使用しているため価格は高めです。
その分、制動力が高かったり車体が軽かったりとそれぞれの良さがあります。
ランドナーはツーリングにも街乗りにも使える自転車です。伝統的な作りやレトロな見た目も人気があります。
日本一周や海外ツーリングも楽しめるほどのしっかりとした仕様にもかかわらず、ツーリングに使われる自転車の中でも比較的安いのも大きな魅力。ランドナーに乗って最高の自転車旅を楽しんでみましょう!
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Wレバーはワイヤーが不要なためハンドル周りをすっきりさせられるのも高ポイント!ハンドルバッグの取付もしやすくなります。