折りたたみ電動自転車は、折りたたみ自転車と電動アシスト自転車の良いとこ取りをした自転車です。
この記事では、電動折りたたみ自転車の特徴や選ぶときのポイント、おすすめの車種を紹介しています。
目次

折りたたみ電動自転車(e-bike)は、コンパクトに折りたたみめる折りたたみ自転車に電動アシスト機能を搭載した自転車です。
折りたたみんで車や電車に乗せて旅先で移動したり、屋内で保管しやすいという折りたたみ自転車のメリットはそのままに、電動アシスト機能でより長くより楽に走れるところが魅力です。
ホイールサイズが20インチ以下の小径車タイプが多いので、ストップ&ゴーが得意で小回りが利くため特に街乗りで活躍します。
さらに電動アシスト自転車に見えないスタイリッシュな見た目も多いため、アーバンライフに映えるところも人気の高いポイントです。
折りたたみ電動アシスト自転車の利点を活かした、活躍の場を紹介します。
小さい車輪サイズを採用したモデルが多い折りたたみ電動自転車は、車輪が軽く踏み込みやすいことからストップ&ゴーが得意です。
小さく折りたたみめる折りたたみ電動自転車は輪行(電車などの公共交通機関に自転車を持ち込んで移動すること)との相性が良いです。
保管スペースが小さくて済むので、玄関や部屋の中などでも保管が可能です。高額なため、屋外に止めておくと車体やバッテリーの盗難が心配な方には特におすすめです。
マンションや共同施設によっては持ち込みを制限しているところもあります。必ず事前に確認しましょう。
折りたたみ電動自転車を見た目やフィーリングで選ぶのも大事ですが、使用用途に合わせて使い勝手が良い機能を選ぶことも大切です。
そこで選ぶときに注目してほしいポイントを紹介します。
バッテリー容量が同じでも、メーカーやモデルによって1回の充電でアシストを利かせて走れる距離が異なります。
走れる距離が長いほど、より遠くまで走ることができ、充電の回数は減らすことができます。
往復の距離や1週間の使用頻度と、充電の手間も考慮して選ぶこともおすすめです。
| バッテリー容量 | 5.2Ah | 10.5Ah |
|---|---|---|
Benelli
mini
Fold 16![]() |
BESV PSF1
FOLDING
|
|
| 走行可能距離 | 80km | 95km |
| アシストモード | 4段階 | 4段階 |

折りたたみ電動自転車の平均的な重量はおおよそ17〜18kgです。
通常の電動アシスト自転車に比べると5〜10sほど軽く扱いやすいですが、持ち運ぶには負担になる重さです。
より負担を軽くするなら比較的軽量なモデルを選ぶことをおすすめします。
平均重量の17sを下回る重さ、とりわけ15kg程度のモデルは軽量と言えるでしょう。
ただし、軽量モデルはバッテリーが小さくなり走行距離が短くなる傾向があるため、使用頻度や使用距離をイメージしながら選んでみてください。

ベネリは、比較的お求めやすい価格で、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。折たたみ可能なラインナップはMINI FOLD 16シリーズと、ZERO N2.0シリーズがあり、専用のキャリーケースも発売されています。
出典:youtube BENELLI PLOT

電動アシスト自転車メーカーのベスビーからは、折りたたみ可能PSF1が販売されています。特徴的なデザインと、バッテリーやモーターが搭載されていながらコンパクトに折りたたむことが出来るところが特徴です。また専用のキャリーケースも発売されております。
出典:youtube BESV

パナソニックは、国内の有名電動アシスト自転車メーカー(パナソニック、ブリヂストン、ヤマハ)の中で唯一の折りたたみみモデル「オフタイム」を販売しています。充実の機能に比較的軽量な19.8kgの車体重量です。

電動アシスト機能で快適に走れて、さらに折りたたんでコンパクトに収納できる! 電動アシスト自転車と折りたたみ自転車の良いところを掛け合わせたのが折りたたみ電動自転車です。 折りたたみみ機能分のコストはかかるため他の電動アシスト自転車と比べると高額になりますが、ご自宅の収納場所や使用用途と合わせてぜひご検討ください。