輪行袋

輪行袋のおすすめ6選 | ロードバイクや折り畳み自転車の持ち運びに

公共交通機関に自転車を持ち込んで運ぶことを輪行といい、遠方のサイクリングロードや観光地に行くことができます。
バスや電車などの公共交通機関で自転車を持ち運ぶ際に使うのが、自転車用の収納袋である「輪行袋」です。
この記事では、おすすめの輪行バッグやスポーツバイク用輪行袋の選び方、輪行の心得を紹介しています。

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目次

輪行とは交通機関で自転車を持ち運ぶこと

輪行袋と景色

輪行とは、電車やバス、飛行機などの公共交通機関に自転車を持ち込んで運ぶことです。
公共交通機関を組み合わせて移動することで、自宅から遠く離れたサイクリングコースや景勝地に走りに行くことを可能にします。
また、勾配が激しい、道路事情が悪い、同じ道を二度走りたくないなどの理由で、片道を自走、もう片道を公共交通機関で移動する手段にも利用できます。
自転車の楽しみの幅を広げ方の1つが輪行です。

輪行に必須な輪行袋

輪行袋と電車

バスや電車、飛行機などの公共交通機関に自転車を持ち込むには、交通機関ごとにいくつかのルールがあります。
多くの交通機関採用でされているルールの1つが、自転車を輪行袋(輪行バッグ)に仕舞って持ち込むことです。
サイクルトレインなど特定の条件がない限り、輪行に行く際は基本的には自転車をすっぽり収められる輪行袋を用意しましょう。

輪行袋の種類

折りたたんだ輪行袋

輪行袋を大きく分類すると折りたたみ自転車用とスポーツ自転車用に分けられます。
折りたたみ自転車はできるだけ小さく畳んで収納し、スポーツバイクは前輪、または両輪を取り外して収めます。
折り畳んだり大きさやハンドルの形状によってさらに複数の種類があるので、自転車の種類やサイズ、乗車する交通機関の指定を確認して選びましょう。

スポーツバイク用輪行袋の選び方

折り畳み自転車用の輪行袋はサイズや機能性から選ぶことができますが、スポーツバイク用の輪行袋は種類が複数あります。
それぞれの特徴や利点を紹介するので、選ぶ際の参考にしてみてください。

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折りたたみ自転車の場合は、バッグだけでなくアタッシュケースタイプや車輪がついたキャリーケースタイプもあります。
旅行先への持っていきやすさを重視する場合におすすめです。

ハンドルの形に合う輪行袋を選ぶ

ドロップハンドル用とフラットハンドル用の輪行袋があるため、お持ちの自転車に合うほうを選びましょう。
クロスバイクで輪行する場合は、MTBと同じフラットハンドル用を使用できます。

前輪外しか両輪外しタイプを選ぶ

スポーツバイク用の輪行袋には、前輪のみ取り外して仕舞うタイプと両輪とも外すタイプがあります。
外すのが前輪だけなら比較的簡単ですが、サイズが大きくなってしまうことが難点です。
利用したい交通機関の規定を踏まえて選ぶとよいでしょう。

前輪外し 両輪外し
前輪外し 横型輪行袋 両輪外し 縦型輪行袋
メリット
  • 分解の手間が省ける
  • 自転車を転がして移動できる
     (車内では完全に覆われている必要がある場合が多い)
  • 公共交通機関のサイズ制限をほとんどクリアできる
  • 収納サイズが小さくかさばらない
デメリット
  • ほとんどの公共交通機関ではサイズ制限があり使用できない
  • 車内ではかさばるので空間を占拠し取り回しが悪い
  • 分解作業が煩雑
  • リアディレーラーの防護が必須

【両輪外しタイプのみ】縦輪行用・横輪行用を選ぶ

両輪とも外すタイプの輪行袋は、さらに輸送時に自転車が縦に立てられる状態で運ぶ(縦輪行)用と、車体が上下逆向きの状態で運ぶ(横輪行)用があります。
こちらも一長一短あるので車体の特徴や自身の体格と合わせて検討してみてください。

縦輪行用 横輪行用
OSTRICH 縦型輪行袋 ロード220
OSTRICH 縦型輪行袋 ロード220
OSTRICH 横型輪行袋
OSTRICH 横型輪行袋
メリット
  • フットプリント(所要床面積)が小さく、車内に持ち込みやすい
  • 油圧ディスクブレーキがエア噛み※の可能性を軽減
  • 全高が低く持ち運びやすい
デメリット
  • 全高が高くなるため特に小柄な方は持ち運びづらい
  • リアディレーラーとリアエンドの防護が必須になる
  • フットプリントが広く、混雑した車内や狭い場所での取り回しが悪い
  • 油圧ディスクブレーキのエア噛みの可能性がやや高くなる

油圧式ディスクブレーキのオイルラインに空気が入ってしまいブレーキレバーのタッチが軽くなってしまうこと

持ち運びや収納に便利な機能を選ぶ

開いた輪行袋
ほとんどの輪行袋は車体本体にベルトを通し、袋の外に通して肩などで担げるように設計されています。
特に重量のある車体を輪行するときは、ベルトの位置や形状などが担ぎやすいものがおすすめです。
開口部が大きく開く輪行袋も、平置きにした状態で自転車を包むようにして収納しやすいのでおすすめです。
また、車体本体とホイールがぶつからないように袋の中に間仕切りが設けられている輪行袋もあります。
使用頻度や予算とも相談しながら、機能性にも注目してみてください。

輪行袋のおすすめ機能

  • 担ぎやすいベルトの設計
  • 開口部が大きく収納しやすい
  • 袋の中が仕切られている

輪行袋以外に必要なアイテムを紹介

輪行用のアイテム

スポーツバイクを輪行袋にしまって運ぶにあたって、パーツ同士の接触から保護するアイテムも必要です。
ブレーキの種類によって必要なアイテムが異なるので、お持ちの自転車に合わせて揃えましょう。

ディスクブレーキ用

  • パッドスペーサー(ほぼ必須)
  • 車体のホイール固定形式に合ったエンド金具(縦輪行では必須)
  • ローターカバー(必要に応じて)
  • スプロケットカバー(必要に応じて)
  • フレームカバー(必要に応じて)

リムブレーキ用

  • クイックリリース用のエンド金具(縦輪行では必須)
  • スプロケットカバー(必要に応じて)
  • フレームカバー(必要に応じて)

【厳選】スポーツバイク専門店がお勧めする輪行袋3選

タイプ 縦型輪行用
対応ブレーキ ディスクブレーキ用

価格、在庫は投稿当時のものです。現状と異なる可能性があります

タイプ 縦型輪行用

価格、在庫は投稿当時のものです。現状と異なる可能性があります

タイプ 横型輪行用
対応ブレーキ ディスクブレーキ用

価格、在庫は投稿当時のものです。現状と異なる可能性があります

【ビギナー向け】低予算から始められる輪行袋3選

タイプ 横型輪行用

価格、在庫は投稿当時のものです。現状と異なる可能性があります

タイプ 横型輪行用

価格、在庫は投稿当時のものです。現状と異なる可能性があります

タイプ 縦型輪行用

価格、在庫は投稿当時のものです。現状と異なる可能性があります

輪行するときにのルールとマナー

輪行は大きな荷物を持って乗車したり、公共の道や広場で組み立てたりするため、特に周囲には配慮することが大切です。
また交通機関によっては持ち込みサイズに規定があったり、輪行袋に入れていても持ち込みができない場合もあります。
利用する交通機関のHPなどで規定を事前に確認し、ルールとマナーを守って輪行を楽しみましょう。

新幹線や特急列車では、輪行袋を置くのに向いた座席があります。可能であればその座席を確保しましょう。
また車内が混雑する路線ではとマナー編成の両端など混雑しない車両を使うか、場合によっては混雑する路線や時間を避けることも必要です。
近年は減少していますが、個室がある列車の場合は輪行に向いた個室かどうかの事前調査しておくことをおすすめします。

まとめ|輪行袋は魔法のアイテム!自転車の楽しみを広げよう

使用中の輪行袋

自分の脚力以上に行動範囲を広げられ、自力では行くことも考えつかなかった未知の場所を走れるようになる魔法のアイテムが輪行袋です。
適切な輪行袋を選ぶことで旅の安全を確保してくれる輪行袋は、お守りとも言えます。
用途と車体にぴったりの輪行袋を選んで、まだ見ぬ自転車旅を楽しみましょう。

輪行袋についてのQ&A

クロスバイクでも輪行は可能?
クロスバイクでも輪行は可能です。フラットハンドル用の輪行袋を選ぶことと、スタンドや泥除け、キャリアを取り付けている場合は輪行袋に収まらない場合があるので注意が必要です。
輪行袋以外に必要なアイテムは?
輪行袋の中でパーツ同士の接触による傷や破損を防ぐためのアイテムも必要です。ディスクブレーキ搭載のスポーツバイクであれば、パッドスペーサー、車体のホイール固定形式に合ったエンド金具が必要です。必要に応じてローターカバー、スプロケットカバー、フレームカバーがあるとより安心です。リムブレーキ搭載のスポーツバイクは、クイックリリース用のエンド金具と、必要に応じて、スプロケットカバー、フレームカバーを用意すると良いでしょう。

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