PINARELLO 25年モデル

PINARELLO 25年モデル

新型 DOGMA F

2021年6月24日にDOGMA Fが発表されてから間もなく丸3年が経とうとしている今日、2024年6月20日に新型DOGMA Fが発表されました。

名称は”DOGMA F”で変わらず、見た目のも大きな変化はないように見えますが、性能は大幅アップデートされました。

そもそもDogmaとは

PINARELLOのフラッグシップであり、22年の歴史を持つハイパフォーマンスバイク。
美しさとパフォーマンスを両立し、機能美を体現した存在。
DOGMAは、優れた走行性能と圧倒的な存在感で常に他を圧倒し続けてきました。

アマチュアライダーとワールドクラスのプロライダーの両方に評価され、あらゆる地形に1台で対応できるオールラウンダーモデル、それがDOGMAです。

新型DOGMA Fの3つの特徴

空力性能の向上

PINARELLOは登坂時に有効な軽量化よりも、あらゆるシーンで有効な空力性能の向上にスポットを当てました。

その結果、空力と重量の完璧な均衡を見つけ、空力抵抗係数(Cad) 0.2%の改善に成功したのです。
たったの0.2%と思われるかもしれませんが、これはグランツールのコース全体を走行した時にバイクを175gの軽量化した事と同じとされています

108gの軽量化

前述の通り、PINARELLOは空力性能UPを念頭に開発を進めたのにもかかわらず、完成車重量で108gもの軽量化にも成功しています。

ホイール次第では、SRAM RED完成車で6.63kgを実現しています。

カーボン素材を高強度タイプのT1100から高弾性率タイプM40Xへ変更

PINARELLOは長年に渡って’TORAY’のカーボンを採用し続けてきました。
2014年DOGMA F8に’TORAY’のT1100が採用され、以降T1100と共にDOGMAは歩んできましたが、2024年、DOGMAは新たなパートナーと共に歩みを進めます。

T1100では多くの勝利を飾ってきましたが、トレンドリーダーであるPINARELLOだからこそ、素材を知り尽くしたPINARELLOだからこそ、T1100から同じく’TORAY’のM40Xへ変更するという大きな決断ができたのだと思います。

M40Xは非常に高い引張強度を持ち横剛性の向上に貢献しています。
既にBOLIDE F(TTバイク)やDOGMA XC(MTB)などのモデルには採用されているため、性能は折り紙付きという事でしょう。

まとめ

新旧フレームを比較!
見た目こそ大きな違いが無いように思えますが、エアロ系オールラウンドモデルとして大幅な進化を遂げた新型DOGMA F、BB周りやリアエンドなど細部にこだわりアップデート、そして素材まで変わったというのだから走行性能がとても気になりますね!
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