QCK-Tech Bottom Bracket

Super Record グループセットの高いパフォーマンスは、各種ボトムブラケット規格に応じて最適化されており、
あらゆるフレームタイプと完全に統合しつつ、効率性や性能を一切損なうことなく発揮されます。

新しい Super Record ボトムブラケットは、一から再設計され、Campagnolo独自のQCK-Tech（Quick Tech）テクノロジーによって、
よりスピーディーで直感的かつ高精度な取り付けを実現しました。

この先進的なシステムには、特許取得済みの外部シールが組み込まれており、水・泥・砂などの異物からベアリングを強力に保護します。
ポリアミド（ナイロン）＋グラスファイバー強化のセンターチューブにより高い気密性を確保し、内部の汚染を完全に防ぎます。

新設計のカップには、オーバーサイズのステンレス製ベアリングが収められており、Ultra-Torque セミアクスルに直接装着。
これにより、優れた剛性と瞬時に伝わるダイレクトなパワー伝達を実現し、Super Record グループセットの高性能DNAを忠実に体現しています。

さらに QCK-Tech システムの恩恵により、過酷な環境下でも安定した性能を長期間維持可能。
多様なフレーム規格に対応するために、複数タイプのボトムブラケットが用意されています。

• 完全再設計された構造：グループセットの簡単・迅速・直感的な取り付けを実現
• 拡張された互換性：市販されている主要なフレーム規格に対応する複数の組み合わせで展開

仕様

1973年の登場以来、伝説的なSuper Recordは常にサイクリングパフォーマンスの限界を押し広げてきました。そして今、Super Record 13の登場により、さらなる進化への幕が開けます。これは単なる技術革新ではなく、私たちが何者であるか——革新の先駆者であること——を改めて示すものです。
ヨーロッパで設計・開発され、プロのためにプロと共に創り上げられたSuper Record 13は、もはや"グループセット"の枠を超えた存在です。市場最速のパフォーマンスに加え、エルゴノミクスを徹底追求した新設計のコントロールが、最高の快適性と操作性を実現します。さらに、生産工程も一新し、コストを最小限に抑えることに成功しました。
これは、すべてのサイクリストのための、より幅広い製品展開へと向かう新たな一歩でもあります。
さあ、私たちとともに、新たな旅へ出かけましょう。

Cassette and Crankset: an extra gear and endless combinations

まずはここから始めよう： どうやって13段変速を実現したのか？
Ekar13速グラベル・グループセットの成功に基づき、私たちのエンジニア・チームはスプロケットの間隔と厚さの両方を減らすことに成功しました。その結果、Super Record 13カセットは本物のエクストラ・ギアを提供し、サイズはそのままに、信じられないことに少し軽くなりました。
クランクセットには、16個のセンサーを備えたパワーメーター・バージョンがあり、極めて正確で比類のないデータ計測を実現します。
ディレイラーも再設計され、最適なパフォーマンスを発揮するため、よりスリムで軽量になりました。

A Shifting Benchmark

新しいスーパーレコード13で本当に驚かれるのは、その変速スピードでしょう。
市場を徹底的に分析した結果、現在入手可能な変速システムの中で最も速くスムーズなシステムであると自信を持って言えます。
実際、全ギアレンジの変速において、私たちのシステムは既存のすべての12速グループセットよりも高速です。
チェーンリングとスプロケットの新しい革新的な形状のおかげで、この画期的なシステムが可能になりました。

Ergopower and Braking System

新設計のエルゴパワー・レバーは、ロングライドでもライダーの快適性をまったく新しいレベルに引き上げます。
内部の「親指シフター」を刷新し、2024年レッドドット賞を受賞したMyCampyアプリで完全にカスタマイズ可能な新しいスマートボタンを導入しました。

ブレーキについてはどうでしょうか？
その卓越した性能にはすでに定評がありますが、さらに強力に、そして何よりも先進的になりました。

A Shifting Benchmark

Super Record 13は、単なる新しいロードバイク用グループセットではありません。業界に新たな基準を打ち立てるために誕生しました。
これは、ライディングを愛するすべての人のためにソリューションを追求する、新しい方向性への第一歩。2025年にかけてさらなる新構成も登場予定です。
このグループセットは、将来のCampagnoloシステムのための開発プラットフォームとして構想されています。
つまり、これは始まりにすぎません。今後の展開にぜひご注目ください。