次から次へとやってくる坂を、楽に、そして自信を持って楽しもう。

平坦路よりも急坂に挑戦したいなら、PR 1600 SPLINEにお任せください。
登坂を楽しめるよう、軽量かつ低いリム高に設計されています。
ダウンヒルでは、20mm幅のリムにより理想的なタイヤサポートとトラクションを発揮し、蛇行時のスピードを安全に下げます。
さらに、改良された350ハブのラチェットがすばやくかみ合うため、ペダリングを止めて息をのむような景色を楽しんだ後でもシームレスに加速することができます。

次に走行する峠の攻略計画を今すぐ始めよう！

技術

当社はエンジニアリングに宿る力を信じ、製品開発プロセスを洗練させることを目指して日々切磋琢磨しています。自社開発した技術を通じて技術的バリアを払拭し続けること、それが当社を導く理念です。

「面」でパワーを伝えるDT Swiss の特許「ラチェット システム」

全ての歯が「同時」に噛み合い、「面」でパワーを伝える高精度スターラチェットと、２つのスプリングで両側からしっかりと歯を噛み合わせるDT Swiss
独自の特許「ラチェット システム」。ひとつひとつの歯にかかる負担は最小限に、踏み込んだパワーを効率良く駆動力に変換する優れたシステムです。

スターラチェットの歯数の違いと
エンゲージメント角度 :

スターラチェットの歯数は18 の歯を持つ「18T」から54 の歯を持つ「54T」までがあり、それぞれ歯が噛み合う角度(= エンゲージメント角度) が異なります。
この角度が小さくなればなるほど、ペダルを踏み込んだパワーがホイールに伝わるまでの間隔が短くなります。

※ エンゲージメント角度 : 踏み込んだ力がホイールに伝わるまでにフリーボディーが空転する角度。

「面」でパワーを伝える「ラチェット システム」

DT Swiss を代表する技術であるラチェットシステム。駆動性能、メンテナンス性能、耐久性などで世界中のライダー、ホイールビルダーから支持されています。

手で簡単に分解できる、優れたメンテナンス性

スターラチェットの歯数の違いと
エンゲージメント角度 :

DT Swiss 製ハブのラチェット部は工具なしで分解可能なので、ラチェット部の磨耗度チェックやグリスの再注入、必要に応じたパーツの交換が、いつでも手軽におこなえます。
定期的に適切なメンテナンスをおこなうことでDT Swiss のハブは長持ちし、その優れたパフォーマンスを維持することができます。

剛性に優れた「スプライン」

DT Swiss「ダイカット」シリーズ、「スプライン」シリーズのホイール全モデルに、ストレートプル スポークが採用されています。
ヘッド部が真っ直ぐになっているストレートプル スポークは、ヘッド部が曲がっているJ ベンドスポークに比べて張力を高くすることができるので、ホイール全体の剛性を高めることが可能です。

Straight Pull LINE

( ストレート プル ライン =「スプライン」)

ストレートプル スポーク専用のフランジ形状を採用したハブ シリーズ。
剛性と重量のバランスに優れています。

全てのホイール／リムが「チューブレスレディ タイヤ」に対応

チューブレスレディタイヤとは、インナーチューブの代わりにシーラント剤を注入して気密性を得るタイヤシステムです。
インナーチューブを使用しないので、タイヤとインナーチューブの摩擦によるエネルギー消失が発生しないため、転がり抵抗が低くなり、よりダイレクト感に優れた駆動力に繋がります。
クリンチャータイヤ/ チューブと比較して、タイヤ内部の空気量が多くなることや、タイヤの構造上タイヤサイドがしっかりしているため、より低い空気圧での走行が可能になり、コーナリング時のグリップ向上や、優れた振動吸収性による疲労の低減など、相反する性能をより高い次元での実現が可能です。
またリム打ちパンク低減や、タイヤ表面の穴を注入したシーラントがふさぐ効果によりパンクトラブルのリスクが大幅に軽減されます。
万一のパンクの場合でも急激な減圧を起こしにくく、安全に停止するまでの時間を確保できる可能性が高まります。
日本国内取り扱いの全てのDT Swiss 製ホイール／リムは、チューブレスレディタイヤに完全対応。
ホイールセットには専用リムテープとバルブが標準付属しているので、そのままチューブレスレディ タイヤを装着することができます。

タイヤメーカー指定のシーラントが必要です。

「ASTM 規格」に準拠

DT Swiss のホイール／リムは、「ASTM 規格」に準拠しています。
使用用途は、ロードからエクストリーム ライディングまでの5 種類に分類されています。

仕様

リム断面図